ユナイテッドファンがもはや勝利だけでは満足できなくなった理由
マンチェスター・ユナイテッドは日曜日にアストン・ヴィラ相手に1-0の勝利を収めてトップ4入りの可能性を残した。しかしながら、勝利の仕方としては印象に欠けるものだった。実際、100%勝利に値する出来とはいえなかった。
© Getty Images
期待通り、ポゼッションで支配し、ダビド・デ・ヘアは最後の10分まで何もすることは無かったが、これまで何度も夢の劇場で見られていたように、この試合でも一貫した攻撃的なスタイルが見られることはなかった。
リーグ戦で最も酷い守備のヴィラが相手だったということを忘れてはいけない。
ここ何週間かだけでも、リヴァプールはヴィラ・パークで6-0と粉砕し、チェルシーは4-0、エヴァートンだって3-1で勝利している。
シティもエティハド・スタジアムで4-0の完勝をしている一方で、ユナイテッドはたったの1ゴールを奪ったに過ぎない。
これはGKブラッド・グザンが僅差の1-0というスコアを維持する好セーブを連発していたということではない。
ユナイテッドはゴールを産んだシュートを除くとたったの3本しか試合中に枠内シュートを放っておらず、ファン・ハール監督ですら退屈だったと認めるほどだった。
ベストはパフォーマンスではなかった。我々は余りにもスローにプレーしすぎてしまった。相手が守備的でコンパクトな陣形の場合にはそういった遅さは試合を難しくさせてしまう。
だから我々は素早くプレーし、ボールスピードを上げる必要があった。前半、我々は2ゴールは取れるだけの十分なチャンスが作れていたし、そうできればヴィラのモチベーションが下がって試合はより簡単なものとなっただろう。 だが、そうはならなかった。ゴールを決められず、その結果引き分けにでもなっていれば我々にとって満足いく結果とは言えなくなっていたことだろう。
最も重要なエヴァートンとのFA杯準決勝の試合を前にして、ユナイテッドのファンはこのパフォーマンスからどれだけ上げることが出来るのだろうかと心配さえしているかもしれない。
しかしながらファン・ハール監督のチームはビッグゲームには強いという特性を持っている。しかしその一方で、この試合は勝つだろうという試合ではしばしば苦戦している。
シティ、アーセナル、トッテナムは今シーズンのユナイテッドに敗れており、一方サンダーランド、ボーンマス、WBAはユナイテッド相手に勝利をもぎ取っている。
これらの記録を考えれば、ヴィラ戦で苦戦したのも納得できるものであり、エヴァートンとのビッグゲームでは良いパフォーマンスが出るはずだ。
<元記事:Why victory is no longer enough for Manchester United fans@Metro>
ファン・ハール監督はバルサでもこんなに守備的な考えのスタイルだったの?
守備を組織的にするのもいいし、攻撃のスタイルを細かく指導するのもいいけど、攻撃に人数をかけてより多くのゴールを目指すという大前提があって然るべきなんじゃないのかな。
中盤センターの攻撃参加、SBの攻め上がり。その辺りが無いとサイドで数的有利にもなりにくいし、セカンドボールも拾いにくいし、分厚い攻撃はなかなか仕掛けられないでしょ。
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Comment
分厚い攻撃を、別に規制してるわけではないと思います
ただ、選手もどう動いていいかわからない様子なので、その辺の指導を監督はするべきです
そうでなければ、シュバイニーのようにすでに動き方をわかっている選手を獲得、起用するしかありませんね
今は緩和されてますがシーズン中盤までは明らかに動いていい範囲というのが規制されてましたよね。相当、リスク管理やバランスを意識していたんでしょうけど。
退屈な反面、守備面での数字は素晴らしいんですけどねユナイテッド。リーグ2位の堅守でクリーンシート数は1位。RVPみたいなストライカーがいれば優勝狙える数字です。ただ一度崩れたら止まらない様は、強い時代のユナイテッドを知っているものからすればとても堅守とは呼べないんですよね。来季も今季のような素晴らしい数字が残せるかはかなり疑問です
ファギー政権をみたことがある人は、数十年たたなければ、ファギー以外の人ではまんぞくしない。
もう(最初から)彼に期待する事はないです、はい。
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