[PL] 28節 ニューカッスル戦

フラストレーション溜まる試合だったけど・・・サンキュークルルと言わざるを得ない！

Ⓒ MANCHESTER UNITED

2014/15プレミアリーグ 28節
	ニューカッスル・ ユナイテッド	0	0-0	1		マンチェスター・ ユナイテッド
			0-1
得点		時間			得点
		89			ヤング

中盤3枚（フェライニ、エレーラ、ブリント）はフェライニが前掛かりで前線まで上がり、エレーラは2列目まで上がってきてラストパスを狙うような位置。エレーラは主に右サイドに顔を出してディマリアやバレンシアにパスを供給するも連動性もフリーランの動きも乏しく機能的とは言えず。

前半、ポゼッションしながらもいきなりスモーリングがペナ内でボールをクリア出来ずにドリブルで突っかけてきた相手を蹴ってしまうもお咎めなし。正直PK。

ピッチの状態が悪くて人もボールが思った以上に止まるのか、選手が転んだりミスパスが出たり。

ニューカッスルではコロッチーニが自陣深い位置でボールを持った時に転倒。ディマリアがボールをかっさらって中央のルーニーへ出すもトラップが流れてシュート打てず。

逆にユナイテッドでは中盤でブリントがボールを持った際にノープレッシャーの状態で転んでしまったり、ディマリアが何度も横パスをカットされてカウンターを喰らったりとピッチの影響もあってペースを上げられず。

そんな中でもペナ手前の1列低い位置でボールを受けたヤングがトラップでDFラインを突破しようとすると丁度流れたボールは前線にいたルーニーへ。オフサイドポジションだと思われたルーニーは実はオンサイドだったものの、ルーニーの淡白なシュートは枠の左に外れてゴールならず。本人も明らかに自分の周りのDFラインよりもゴール近くにいたので勝手にオフサイドだと思ったのかも。（実際はサイドのDFが残っていてオンサイド）

また、右サイドを珍しくディマリアとバレンシアの連動から崩すと最後はバレンシアのクロスからファーサイドのフェライニがフリーでスタンディングヘッダー。しかし若干ジャンプのタイミングが早く力がこもりきらずGKクルルがセーブ。

前半を0-0で折り返すと後半もユナイテッドが攻め込みつつもチャンスは作れず、逆にたまにセットプレーからヒヤヒヤする場面を作られる展開。

Ⓒ Ian Hodgson

相手の揃っていないDFラインのおかげで何度もオフサイドを取られずチャンスを作りかけるもユナイテッドも最後の部分のクオリティが低い。右サイドからのアーリークロスからフェライニが胸トラップ→シュートという場面もGKクルルにセーブされ、跳ね返ったボールはヤングがボールの回転を気にしてバウンドするのを待ってしまったことでクルルが体勢を立て直してしまいシュートを放つも再びクルルの餌食に。

Ⓒ Ian Hodgson

Ⓒ Ian Hodgson

そんな中59分にディマリアを下げて前節素晴らしいパフォーマンスをみせたヤヌザイを投入して状況の打開を模索。しかし、この日のえらいディフェンシブなニューカッスルは常にサイドを2枚でケアしており、バレンシアの効果的なオーバーラップも見られず特に状況は好転せず。

Ⓒ Ian Hodgson

82分にフェライニを下げてマタを投入するとますますパスの受け手、出し手のバランスは崩れ前線の人数が減ったような・・・。この交代の意図はよく分からず。

85分にはこの日1枚イエローを貰いながらボールを奪われた後でカウンター阻止みえみえのファウルをやらかしたりしていたロホを下げて負傷から復帰したキャリックを投入。ブリントがLSBに。

もうスコアレスドローの匂いプンプンしまくっていたものの、89分に右サイドでスローインを受けたルーニーが無理くりなドリブル突破でペナ内に入るとボールを奪ったアベイドが至近距離からクルルに難しめなパス。これが足元に入ってしまったクルルのクリアは中途半端となりボールはヤングに渡るとヤングは今度は落ち着いてゴールに流し込んで土壇場で棚ボタの先制点！

Ⓒ AFP/Getty Images

Ⓒ Ian Hodgson

この虎の子の1点を守りきり何よりも必要だったアウェイでの勝点3をゲット。

こんな試合では月曜のFA杯でアーセナルに勝つことは困難なミッションになってしまうので切り替えてもらいたい。次のアーセナル戦ではアーセナルが攻め込んできたところで切れ味鋭いカウンターで仕留めたいところ。

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