フレッチャーがU-21の試合で試合復帰！

腸疾患の治療のため外科手術を行い、長期離脱していたマンチェスター・ユナイテッドMFダレン・フレッチャーが10か月ぶりにユナイテッドのユニフォームに袖を通し、U-21のフラム戦（2-2ドロー）で67分間プレー。また、そこにはベッカムの姿が。

9月半ばにフルトレーニングに復帰したフレッチはキャリックと共にトレーニングを行い、徐々に状態も上がってきている。この試合にはベッカムも訪れ、昔の戦友であり現在はユナイテッドのコーチ陣であるフィル・ネビルやニッキー・バットと共に観戦。

試合後、フレッチは赤いシャツを再び着ることが出来てうれしいと語り、ファーストチームに戻るまでもうしばらくU-21の試合に出たいとコメント。

（ファーストチームにいつ復帰するのか？）それはモイーズに聞く質問ですよ。モイーズ監督はいつも私と話す時間を作ってくれます。彼は忙しいにもかかわらず、私にも時間を割いてくれるのです。

私はもう少しU-21の試合で調整する必要があるし、フル出場する必要もあります。60分そこらじゃなくてね。トレーニングをして、マネージャーが呼びに来た時に準備を整えておかないとね。

支えてくれたスタッフは素晴らしかった。特にスティーブ・マクナリー氏はね。彼は治療し、ピッチに送り出してくれた。それと、クラブ、サー・アレックス、モイーズ、そしてギル前CEOらからのサポートはファンタスティックだったよ。

とても長い時間がかかった。それでも戻ってこれて良かった。試合を楽しめたし、次はもうちょっと長い時間プレーしたいね。プランではハーフタイムまでだったんだけど、ハーフタイムに状態をチェックして、それで60分まで行こうということになったんだ。プランではそんなに長い間プレーすることになっていなかったから医療メンバーは焦っただろうね。

フレッチャーはサー・アレックスが昨シーズン最後の試合でお別れのスピーチをした際に、励ましの言葉を貰った。

あれはとてもうれしかった。本当にサプライズで、あの人の偉大さを物語っているよね。自分が引退する時に僕を気にかけてくれるなんて、器の大きさを感じました。

フレッチは火曜日のキャピタルワンカップのノリッチ戦で復帰するのではないかという憶測があるが、ユナイテッドのスタッフは一歩一歩着実に復帰への道を辿らせたい模様。ただ、フラム戦も60分もプレーする予定は無かったが、フレッチは素晴らしい復帰を果たした。

フレッチは4-2-3-1の2CHの位置でプレーし、ボールを追いかけ、容易にバックパスをしなかった。しかしながら、しばしばフィフティなボールにタックルを仕掛けた結果、デンベレに先制点を許すこととなってしまった。しかし、フレッチはそんな結果よりもまずは自分自身のプレーをすることが重要であり、彼の経験はフラム相手に苦戦したチームメイトの助けとなった。

＜元記事：Daily Mail＞

まだまだシーズンは序盤。焦ることは無いから、以前の様なアグレッシブでダイナミックなフレッチのプレーを見せてほしい！

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