キャリントンの練習場の命名権をAONに売却
公開日:
:
2012-2013シーズン, 新聞記事
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7月1日よりキャリントンは”AONトレーニングコンプレックス”と呼ばれるようになり、トレーニングキット、夏のツアー、またフレンドリーマッチにおいてもスポンサードされる模様。また、既に合意している通り、AONはユナイテッドのビジネスネットワークの主要なパートナーとなり、またマンチェスター・ユナテッド基金のスポンサーにもなるとのこと。
具体的に契約の中身が公表されてはいないものの、AONが胸スポンサーとなる(2014年で切れる)際に合意した2000万ポンドよりは少なくなるはず。しかし、優勝するであろう今シーズンが終了していない現時点で契約したということを考えても、DHLが2年前にユナイテッドのトレーニングキットへのスポンサーロゴ契約で合意した1000万ポンド/年よりは高額だと考えられる模様。
AONの関係者@スポーツ記者協会
スポンサーシップの第1段階はビジネスとしてAONの認知度を心配してました。 第2段階では我々が世界中のクライアントに提供しているんだというグローバルな理解を作り出すことです。
加えて、既に米国のゼネラルモーターが2014年以降7年間に渡ってシボレーの名をユニに35700万ポンド(5100万ポンド/年)で記載することで契約済み。つまり、2014年のツアーでは異なる2つの企業名がウェアに記載されることに。
昨今、SKY+(HDD録画機)みたいなTVの進歩によってこれまでのTVでは不可能だったCMをすっ飛ばすことが可能となり、ユナイテッドの広告ツール(命名権、ウェアのスポンサー)としての価値が上昇。一方、この動きによってオールド・トラフォードの命名権も売却される選択肢になるのではと言う議論を呼ぶことに。
しかしこれについては以前からユナイテッドの関係者がそういった売却行為は意味が無いだろうとコメント。理由として、ニューカッスルがセントジェームスパークの名をスポーツダイレクトアリーナに変更しようとした際に、新しい名を使いたくないファンを刺激してしまったことを指摘。
そのため、エド・ウッドワード@エグゼクティブ・バイス・チェアマン(今夏からギルに変わってチーフ・エグゼクティブ)は”オールド・トラフォード”は売らないと表明済み。
AONの関係者
我々は一部の人々が今までどおりキャリントン練習場と呼び続けることはリスペクトしますが、彼らがAONブランドを指示してくれるようになることを願っています。この契約は我々AONが特別なクラブであるユナイテッドと新しい何かが出来ることを示していて、このようなユナイテッドとのパートナーシップを大変嬉しく思っています。AONの認知度はスポンサーになった最初の年に39%から50%に上昇し、試合がある日にAONのウェブサイトに訪れる人は55%も増加します。
<元記事:デイリーメール>
どんどん米国資本が入ってくるなー。散々叩かれてるグレイザーだけど、こういった新しい米国スポンサーが付いたのはグレイザーのおかげなんだろうな。
一方で、TOYOTAとかNISSANとかUNIQLOとかは金出さんのかねー。SHARPが逆に今再びスポンサーになるってのも攻めの一手で面白いんだけどな。日本ブランドに足りないのはこういうブランドアピールとかイメージ戦略だと思う。チェルシーはサムスンなんだし、日本ブランドがユナイテッドの胸スポンサー獲って欲しかったなー。
そして当たり前だのクラッカーだけど、”夢の劇場”オールド・トラフォードは売っちゃダメよね。っていうか売ったところでいつまでも夢の劇場とかオールド・トラフォードの名前が使われて新名称が定着しなさそうだし。
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