裏での繋ぎの練度にまだまだ改善の余地を感じたバルセロナとのELプレーオフ1stレグの選手評価
公開日:
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2022-2023 Manchester Evening News, バルセロナ, 選手評価
2-1と逆転したあとだったし、防げたボールロストだったと思うだけに勿体ないと思うけど、それでもテン・ハフ就任してここまで短期間でバルセロナとがっぷり四つで戦えたという点はポジティブ。
ダビド・デ・ヘア
ロベルト・レヴァンドフスキとジョルディ・アルバのシュートを何度もセーブ。クロスからの失点はこれ以上やれることは殆ど無かっただろう。 6
アーロン・ワン・ビサカ
ユナイテッドの最高の決定機の1つを作り出したが、守備では何度かルーズなシーンがあった。攻撃でコンスタントに存在感を示したことが励みとなる試合だった。 7
ラファエル・ヴァラン
前半のレヴァンドフスキの決定機では持ち直したが、2失点目のラフィーニャのクロスには対応すべきだった。 6
ルーク・ショー
CBとしての経験が足りていないことがレヴァンドフスキやラフィーニャにやられたシーンで顕になった。 6
タイレル・マラシア
サイドのスペースを有効活用しチャンスを得るために前へと出ていくことが出来たかもしれないが、そうはしなかった。 6
カゼミロ
ユナイテッド攻撃陣がバルサ守備陣を脅かすためにはカゼミロのゲームマネージメントが肝だったが、2失点目のシーンでのパスミスがこの試合での彼の汚点になってしまった。 7
フレッジ
フレッジに起きた最高の出来事は最初の失点シーンでマルコス・アロンソを見失ってしまったことだ。それによりフレッジは覚醒し、完璧なアシストを記録しパフォーマンスレベルが向上した。 6

© Getty Images
ブルーノ・フェルナンデス
右サイドで試合をスタートさせたが、中に移るとベグホルストの素晴らしいチャンスを演出。巧みなロブを前線に送ったがクンデにカットされてしまった。 6
ジェイドン・サンチョ
ワン・ビサカの戻しを活かせず、ボールを持ってもそのチャンスをものに出来なかった。後半早々のチャンスも逃してしまった。 5
ボウト・ベグホルスト
ラッシュフォードの背後で試合をスタートさせたが、CFはqvs1のチャンスをものに出来なかった。ハードワークしたが、こういうプレーのために獲得したのではない。 5
マーカス・ラッシュフォード
活気に満ち溢れ、カーブをかけたシュートでGKテア・シュテーゲンにセーブを強いると、後半には角度のないところから冷静にゴールを奪った。ラフィーニャを抜き去ってユナイテッドの2点目を演出した。 8

© Getty Images
交代出場選手
アレハンドロ・ガルナチョ
82分にサンチョと交代。ボールが十分に回ってこなかった。 5
指揮官
エリック・テン・ハフ
前線の選手の配置を変え、それによりサンチョとベグホルストが苦慮した。サンチョをガルナチョに変えたのは納得の交代。 7
ファギー時代からスペイン勢が苦手だし、特にバルセロナとの対戦成績も内容も良くない中で、敵地カンプ・ノウでこれだけチャンスを作り攻撃に転じられた試合を見せてくれたのが嬉しかった。
守備に人数を割いて数少ないセットプレーやカウンターでゴールを奪えれば良しだけどスコアレスやむなし、みたいな過去の記憶だったからね。まぁ、アウェイゴールのルールがなくなったことも影響があるのかもしれないけど。
セカンドレグではけが人や出場停止の選手が帰ってくるユナイテッドに対し、この試合で負傷したり累積になったりしたために出場選手が減るバルセロナ。夢の劇場ではこの試合以上にスカッと脳汁ドバドバ出るような試合をやってくれることに期待しかないね!
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