苦戦した月曜日の同じ轍を踏んで欲しくないヴィラとのリーグ戦のスタメン予想
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プレミアリーグ21/22 Manchester Evening News, アストン・ヴィラ, スタメン
マンチェスター・ユナイテッドは、土曜夜のアストン・ヴィラとの試合に向けてバーミンガムに旅立った。
ユナイテッドは月曜日、8分に決まったスコット・マクトミネイのゴールが決勝点となりFA杯3回戦でヴィラを撃破。だが、ヴィラの方がオールド・トラッフォードで良いプレーをしていたのは事実であり、ヴィラはホームでのリベンジに燃えていることだろう。
ラングニック監督は4回戦進出後にMUTVにて次のようにコメント。
よりアグレッシブな姿勢を感じたが、期待していたほどのプレッシングが見られなかった。プレッシングをする瞬間を見るためには、プレッシングし始める瞬間を身に付けねばならない。
ヴィラ戦は難しかった。だが、チームが勝利を熱望しているのが見て取れた。そして最終的に勝利できたのはその渇望があったからだ。
負傷者に関しては、ポール・ポグバが依然として離脱しており、一方でルーク・ショーとスコット・マクトミネイが出場停止となる。

© Getty Images
サムエル・ラックハースト
月曜日の試合でビクトル・リンデロフのパフォーマンスは良くなかったが、かと言ってハリー・マグワイアが先発にすんなりと戻るに値するわけじゃない。ショーの代わりに入るのはアレックス・テレス以外あり得ない。
WG低フォーム問題に対応するためにダイヤモンド型の中盤を採用することがあり得るだろう。ワイドからの攻撃はSBが担うことになり、こうすることでヴィラの中盤3枚にも中盤の数で上回れることもなくなる。また、これでドニー・ファン・デ・ベークを起用することも可能となる。
クリスティアーノ・ロナウドとメイソン・グリーンウッドが今シーズンのユナイテッドの攻撃陣では好調であり、彼らがコンビを組むべきだろう。
ロナウド | グリーンウッド | ||||||
フェルナンデス | |||||||
フレッジ | VDベーク | ||||||
マティッチ | |||||||
テレス | ダロト | ||||||
ヴァラン | リンデロフ | ||||||
| デヘア | ||||||
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タイロン・マーシャル
今のユナイテッドはどのフォーメーションがフィットするかのビンゴタイム中であり、ラングニック監督は今は4-2-2-2を諦めたように思われる。だが、月曜日の試合では4-2-3-1に回帰しても物凄い改善は見られなかった。その試合は最終的にダイヤモンド型の中盤で終わっており、これでヴィラ・パークの試合も挑む可能性がある。中盤の人数を熱くして中盤のコントロールを狙うだろう。
このフォーメーションの問題点はサイドからの攻撃をSBの攻め上がりに任せることになる点だ。SBの攻撃性能のクオリティーは上位トップ3に劣っているが、ジオゴ・ダロトとテレスがベストな組み合わせの可能性があり、ファイナルサードで幅をもたらしてくれるかもしれない。マグワイアはヴァランの横で先発復帰するだろう。
中盤がダイヤモンド型になるということはネマニャ・マティッチが底に入ることを意味し、SBが前に出た際にはCBの間に降りてバランスを取るだろう。また、ファン・デ・ベークがフレッジと共に8番のポジションでプレーする。彼らが中盤をコントロールし、アタッキングゾーンでプレスもしかけるだろう。フェルナンデスは10番としてのプレーができる。
カバーニは連続先発によりフォームが落ちてきているが、彼のロナウドとの連携は新たなゴールチャンスを演出してくれることだろう。
ロナウド | カバーニ | ||||||
フェルナンデス | |||||||
フレッジ | VDベーク | ||||||
マティッチ | |||||||
テレス | ダロト | ||||||
マグワイア | ヴァラン | ||||||
| デヘア | ||||||
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リッチ・フェイ
ダイヤモンド型の中盤だけがこの試合で試される可能性のあるフォーメーションというわけじゃなく、ショーとマクトミネイの出場停止も考慮すると3CBもまた可能性があるだろう。
マグワイアとフィル・ジョーンズの復帰によりCBは頭数が揃っており、ダロトとテレスはSBに理想的な人材。
マティッチとフレッジが残された唯一の中盤センターであり、このシステム採用によりフェルナンデスがプレーメーカーとしてプレー出来る。前線はカバーニとロナウドのコンビだ。
ロナウド | カバーニ | ||||||
フェルナンデス | |||||||
マティッチ | フレッジ | ||||||
テレス | ダロト | ||||||
リンデロフ マグワイア ヴァラン | |||||||
| デヘア | ||||||
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スティーブン・レイルストン
ラングニックは就任時にもっと試合をコントロール出来るようになるだろうと語っていたが、ヴィラ戦の終盤はよりコントロール出来ていた。
アウェイチームがスタミナ切れだったのかもしれないが、ユナイテッドはヴィラ戦終盤と同じダイヤモンド型でコントロールすることを狙うだろう。ダロトは勝利したこの試合でフル出場しており、彼は先発継続すべきだ。
疑問点は、ヴィラ戦で途中出場したファン・デ・ベークが今シーズン初先発を勝ち取れるのかという点だ。
カバーニとロナウドのコンビは10月のトッテナム戦で素晴らしい連携を見せており、彼らがこの試合でも引っ張ってくれるだろう。
ロナウド | カバーニ | ||||||
フェルナンデス | |||||||
フレッジ | VDベーク | ||||||
マティッチ | |||||||
テレス | ダロト | ||||||
マグワイア | ヴァラン | ||||||
| デヘア | ||||||
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ダイヤモンド型を試しそうかな?
この形だとファン・デ・ベークに出番回ってきそうだし、フェルナンデスも好きなエリアでプレー出来るだろうけど、懸念点はやっぱりサイド攻撃が機能するのっかってところと、サンチョをどう使おうって部分かな。
3CBは控えCBがいなくなっちゃうところがちょっと怖いかなぁ。バイリー帰ってきたり、あるいはショーを3CBの1人に使うならありかもしれないけど。でもショーをCB枠で起用するとLWB枠がテレスだけになっちゃうんよなぁ。
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