最近の低パフォーマンスっぷりが示すのは戦術面の手腕の欠如
マンチェスター・ユナイテッドのシーズンは、本調子じゃないレスター・シティに敗れたことで悪化の一途を辿っており、この結果でオーレ・グンナー・スールシャール監督率いるマンチェスター・ユナイテッドは首位チェルシーと5ポイント差になっている。

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キングパワー・スタジアムでのパフォーマンスは結果同様にガッカリなものであり、ユナイテッドは90分間を通じて試合をコントロールすることに苦しんだ。
最新のManchester Evening Newsでの中で、オマール・ガリック氏とアニール・カンドラ氏はユナイテッドが土曜日の試合で何を間違ったのかを議論した。
AK
レスターは勝利に値した。彼らが結果に喜んだとは言わない。だって彼らはそれに相応しかったからね。チャンスも多かった。この試合でもダビド・デ・ヘアがセーブ連発がなければ、悪い意味で歴史に名を残す試合になったかもしれない。
今いる選手たちの能力を考えると、期待外れの結果になっている点や試合に敗れている点で昨シーズンよりも10倍凹むね。ここからの数試合について、マンチェスター・ユナイテッドが大いに心配だよ。
残念なことに、レスター戦でポジティブなところは殆ど無かった。メイソン・グリーンウッドの素晴らしいゴールについて話すことは出来るけど、また俺たちは個人技の凄さについて話すのか?パフォーマンスは多くの疑問をもたらすけど、答えがほぼ無いんだ。
OG
レスターは最初から襲いかかってきて、試合を通じて秀でていた。彼らはハイプレスを仕掛け、ユナイテッドよりもプレスをかけてきた。前半はポール・ポグバとネマニャ・マティッチのダブルボランチで試合をコントロールしていた時間帯もあったが、彼らの帰陣はお粗末なものだった。
彼らは中盤のスペースを消すことが出来ず、ジェームズ・マディソンやユーリ・ティーレマンスがそこをチンチンに切り裂くことを許した。2-2になった時には喜んだよ、言わずもがな望外な結果だと思ったからね。ただ、それでもまだユナイテッドが負ける感じがしていたんだ。
ユナイテッドが受けていたプレッシャーは、レスターの2ゴール目の前の時点でも凄いものだった。後半のユナイテッドに、ラッシュフォードのゴール以外のちゃんとしたチャンスがあったとは思わない。
最初のスールシャールがやって来て、チームをリーグに最もフィットしたチームにしたいと言ったことを覚えている。現時点で、ユナイテッドがそうなっているとは思わない。ピッチ上に真の必死さや結束が見られない。
AK
ユナイテッドはただただ(クリスティアーノ・)ロナウドがチームを救ってくれることを信じているような感じがする。だけど、信じる、信じないは別として、彼は人間だからね。彼は毎試合で活躍することは出来ない。
どうしてユナイテッドは誰もプレスしないんだ?中盤の守備的なサイドがこうも悲惨に見えるのはなぜだ?非常に多くの疑問が残る。それは、戦術的な手腕になるけど、残念なことにユナイテッドは戦術的な意味で全ての場所で欠けているように見えてしまう。
OG
ここからユナイテッドがどこに向かうのかは興味深いけど、心配でもある。こんな感じが続けば、ユナイテッドがどうやって好転するのか分かんないんだ。
ユナイテッドはここからタフな試合が続くので、スールシャール監督は水曜日のチャンピオンズリーグのアタランタ戦でバウンスバックしてくれることを願っているだろう。
ハイプレスの交わし方はずっと課題のままかな。マティッチがいるとCB間に降りてそれっぽくなるけど、そこからの前への運び方はポグバのパフォーマンス(フィジカル)次第なところあるし、ポグバがいないとマクトミネイ、フレッジだとそもそも相手のプレスかわして前に展開すら厳しい感じだし。。。
監督だろうとアシスタントコーチだろうと誰でも良い。ハイプレスをかわして、逆に相手の前掛かりになったところに付け込める戦術家頼むよ。
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