リンデロフのスカンジナビア砲が炸裂したグラナダとのファーストレグの選手評価
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チャンピオンズリーグ2021 Manchester Evening News, グラナダ, 選手評価
ハイプレスのターゲットにされることすらあったリンデロフのロングフィードからの先制点は、チームの戦術上で非常に価値のあるゴールだったと思うんですけど!
ダビド・デ・ヘア
ケネディの正面ながら強烈なシュートを完璧に処理した。適切なセーブ場面こそ生まれなかったものの、自信を持って挑んだ試合となった。 7
アーロン・ワン・ビサカ
自陣サードでは素晴らしく落ち着いており、もう少しそれを頻繁にファイナルサードでも見せるべきだった。 7
ビクトル・リンデロフ
ラッシュフォードに素晴らしいボールを供給し、相棒マグワイアがヤンヘル・エレーラに抜かれてしまった時にはカバーした。 8
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ハリー・マグワイア
リンデロフと組んだこの試合はおおむね静かな展開だったが、1つのミスを直さねばならない。何度か、ファイナルサードでアグレッシブな姿勢を見せた。 7
ルーク・ショー
彼のパフォーマンスレベルを維持していたがイエローカードを貰いセカンドレグは出場停止に。ハーフタイムで交代となった。 6
スコット・マクトミネイ
ポグバの隣で守備ラインの盾としてプレーし、その後パートナーがマティッチに代わった。ショーと同じく来週のセカンドレグは出場停止に。 6
ポール・ポグバ
序盤のイエローカードによってプレーが抑制されたとみられ、カード乱舞レフェリーの存在により後半にポグバ交代という決断が下された。 6
ブルーノ・フェルナンデス
前半はあまりにも泣き言を言い過ぎていたが、後半もそれが実るとは思えなかったが、最後の最後にPKを勝ち取った。 6
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ダニエル・ジェームズ
怖いのはオフザボールの時だけ。右サイドではまたしてもプレーが抑圧されているように見え、左サイドで活き活きとしていた。 6
マーカス・ラッシュフォード
試合開始時の明らかな不快感を克服し、素晴らしいゴールを決め、60分過ぎに交代していった。 7
© Getty Image
メイソン・グリーンウッド
まだ最前線で引っ張るエキスパートへの道のりは長い。しばしば孤立し、ボールを受けた際にナイーブさを示していた。カバーニ投入に伴い、右サイドに移った。 4
途中出場選手
アレックス・テレス
後半スタートからプレー。セットプレーのキッカーを担い、オープンプレーで絡む場面もあった。 7
エディンソン・カバーニ
66分からラッシュフォードに代わり投入され、中央でプレー。ついにユナイテッドでヨーロッパリーグに出場。グリーンウッドよりも流石の経験豊富さを示した。 6
ネマニャ・マティッチ
74分から出場し、イエローカードを貰った。 5
ドニー・ファン・デ・ベーク
85分からグリーンウッドに代わり出場。 5
指揮官
オーレ・グンナー・スールシャール
ラッシュフォードを出場させたことの正当性が証明された。後半からテレスが投入されたが、4バックの先発4名のセレクトはクリアかつ明確なものだった。 7
相手がハイプレスをかけてくる時、チームによってはマグワイアには最初からFWがマークについて、リンデロフにボールが行くように仕向けてリンデロフ⇔ワン・ビサカのパス交換あたりを狙ってハメてくるってケースがあったと思うけど、リンデロフが前にこういったボールを蹴れることが証明できれば、そのリンデロフ狙いの作成は相手にとって、諸刃の剣になりかねないから相手はイヤだろうね。
ラッシュフォードはコンディション万全じゃないにも関わらず、オフサイドを回避する横へのスライドからの抜け出し、ボールの勢いを殺すトラップ、そして冷静に転がすフィニッシュと見事なプレーだった。
フィニッシュをインステップでスピードで射抜くんじゃなくてコースに転がしたあたりが進化を感じるね!
後半からテレスに代えたのは、ショーがセカンドレグ出れないから、テレスがグラナダ相手にプレーする時間を増やしてセカンドレグに備えさせたってのもあるのかも。
Comment
管理人様の分析に納得しまくってます。
とりあえず勝ててよかったですね
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