今シーズンで契約切れのマティッチの1年延長オプションを行使?
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移籍情報19 Manchester Evening News, ネマニャ・マティッチ
マンチェスター・ユナイテッドは、ネマニャ・マティッチがオーレ・グンナー・スールシャール監督のもとで良いプレーを見せていることで、彼の契約に盛り込まれている1年の契約延長オプションを行使する可能性がある模様。
© Getty Images
31歳のマティッチは、現在の契約における最後の5か月を迎えているが、ユナイテッドは彼を来シーズンも手元に留めておくために1年延長オプションを有効化するかもしれない。
マティッチは開幕からの4か月半でリーグ戦の先発の機会が2度しか与えられなかったが、MFのスコット・マクトミネイ、ポール・ポグバの負傷(それぞれ、膝と足首)によってスールシャール監督は直近の9試合中8試合でマティッチを先発起用している。 マティッチは12月28日にバーンリーを2-0で下した試合以来、全てのリーグ戦で先発出場を続けている。
ユナイテッドは夏にMF獲得を目指していた。そして、今月中に1名をローンで獲得する可能性についても調査している。ポグバの将来は依然として不透明であることもあり、ユナイテッドはマティッチを少なくとも今シーズン中はキープしておくべきかどうかを考えている。
スールシャール監督は、次のようにコメントしている。
ネマニャはある種のベストなフットボールを展開している。彼は私がここに来て以来ベストなフットボールをしている。なので、私からすると、ネマニャはトップのプロフェッショナルであり、彼とはコミュニケーションを継続して、話を続けているよ。
ユナイテッドは夏には2名のCHを獲得する可能性があることを考慮すると、夏にマティッチ売却の移籍金を得るために彼と契約延長する可能性がある。セルビア代表MFは依然はこの冬の移籍市場での移籍について前向きな姿勢を示していたが、マクトミネイとポグバの不在によりマティッチのクラブでの立場がこれまでよりも上がっている。
マティッチはプレシーズン中に、アンデル・エレーラとアントニオ・バレンシアの退団、並びに補強する選手が若手にシフトしていることに伴ってスカッドは経験を欠いていると指摘していた。前キャプテンである34歳のいぶし銀アシュリー・ヤング大先生も今月インテルへの完全移籍を果たしており、今では三十路オーバーのフィールド選手はマティッチとフアン・マタのみとなってしまった。
ユナイテッドは不安定な戦いを続けており3連勝以上の連勝を出来ておらず、リーグ戦に至っては2連勝以上出来ていない。今シーズン中に7名の10代選手がデビューを果たしており、スールシャール監督はユナイテッドの平均年齢の若年化がフォームに影響していることを認めている。
あぁ、我々は今年何度か議論しているよ。3歩進んでは2歩戻るという具合で、再び前へと進まねばならない。今シーズンは、フィジカル面を強化すること、そして堅牢さを手にするためのシーズンになる。これは重要なことの1つなんだ。
そして、フィジカル面では多くのプラスがあり、コアなグループの中で前進していく基盤を築く方法なんだ。
<元記事:Manchester United hint at decision on Nemanja Matic’s future@Manchester Evening News>
ちょっと若手に舵を切り過ぎているような気がしないでもないけど、逆にこれがプラスに働けば数年後には黄金時代を築けているかもしれない。
ただ、その黄金時代が来る前に低迷し過ぎてクラブとして没落しちゃってたら元も子もないんだよねぇ。
そうならないためには、若手へのシフトをソフトランディングにやっているのが大事だと思う。マティッチみたいな選手は、本人の回復スピードも考慮して、数試合に1試合のペースで先発起用するぐらいが理想のような…。今は野戦病棟化しているからしゃーないけど。
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