ユナイテッドには4人のワールドクラスな選手達という屋台骨が出来つつある
マンチェスター・ユナイテッドには現在2人のワールドクラスの選手がいるが、それ以外にもオーレ・グンナー・スールシャール暫定監督のもとで印象的な成長を続ける2人がいる。
© Getty Images
ワンタッチでズヒュンと走って、ゴール!
ジョゼ・モウリーニョ前監督はマーカス・ラッシュフォードがエースストライカーのファーストチョイスになれると信じることは無かったが、日曜日のレスター・シティに勝利した試合で再びラッシュフォードはプレミアリーグで最も恐ろしいFWになりつつあることを示した。
ラッシュフォードのスールシャール体制下での記録は、8試合に出場して6ゴール。スールシャール監督が就任した12月19日以来、プレミアリーグでラッシュフォードを上回る数字を残しているのはソン・フンミンだけである。
ラッシュフォードは解任されたモウリーニョの最後の数週間でユナイテッドのファイナルサードで最も活躍した選手だが、ポルトガル指揮官が解任されて以来クラブがどれほど良い選手を抱えているのかを明らかにしている。
カーディフ・シティ戦ではFKを叩き込み、ボーンマス戦では器用なボレーを決め、ニューカッスル戦では冷静なフィニッシュを見せ、ウェンブリーでは決勝ゴールをマークし、ブライトン戦では巧みに体を使ってDFをブロックして得点を奪い、レスター戦ではワンタッチで置くべき場所にボールを置いてネットを揺らした。
前半3分、ラッシュフォードが直接FKを決めてユナイテッド先制! pic.twitter.com/P3E0B9YJfM
— Sasaki@Red Devils (@Red_DeviIs_) 2018年12月22日
前半44分、マルシャルのお洒落なアウトサイドキックのクロスからラッシュフォードがゴール! pic.twitter.com/ZNb91y5gWj
— Sasaki@Red Devils (@Red_DeviIs_) 2018年12月30日
後半40分、ロングカウンターから好調ラッシュフォードがゴール! pic.twitter.com/zxZCNQy8SK
— Sasaki@Red Devils (@Red_DeviIs_) 2019年1月2日
前半44分、良いパスカットとポグバのロングパスからショートカウンターでラッシュフォードのゴール!ユナイテッドがアウェイで先制点! pic.twitter.com/w2iktTtPpI
— Sasaki@Red Devils (@Red_DeviIs_) 2019年1月13日
前半42分、ラッシュフォードが体を上手く使って技ありのゴール! pic.twitter.com/oypwpWttqI
— Sasaki@Red Devils (@Red_DeviIs_) 2019年1月19日
前半9分、ポグバ絶妙なアシストからラッシュフォードのゴールでユナイテッド先制点! pic.twitter.com/NPsDSfvzvK
— Sasaki@Red Devils (@Red_DeviIs_) 2019年2月3日
ラッシュフォードは笑っちゃうほどキレており、PSGの神童キリアン・ムバッペとの比較すら今では正当性が出て来ている。
ラッシュフォードは、スールシャールのもとで次のレベルに上がろうとしている多くの選手の1人にすぎない。
ポール・ポグバはモウリーニョが解任されて以来9試合で11ゴールに絡んでおり、レスター戦でもラッシュフォードのゴールをアシストした。一方、ダビド・デ・ヘアは相変わらずの神っぷりであり、レスター戦でもマン・オブ・ザ・マッチに選ばれている。
ポグバとデヘアは現在のユナイテッドのワールドクラスの選手であり、ラッシュフォードが3人目のワールドクラスの選手になろうとしている。
3000万ポンド(約43億円)でベンフィカから移籍して来た当初は苦しんだビクトル・リンデロフは過渡期のシーズンを過ごしているが、最近のパフォーマンスは最高であり、かなりクラブ最高のCBとして急成長している。
ラッシュフォードのように、リンデロフはモウリーニョ最後の時期の良いパフォーマンスを示していた選手の1人であり、そしてこれまたラッシュフォードと同じくスールシャールのもとでは更にその活躍に磨きがかかっている。
リンデロフはオフザボールの時に要求されるあらゆることをこなせる如何にも現代的なCBであり、さらに攻撃の起点となってボールを扱えるというボーナスポイントまで加算する。
ユナイテッドのファンにとって、リンデロフがボールを持って中盤に攻めあがることは、クリス・スモーリングやフィル・ジョーンズがボールを前に運ぶのを見るような恐怖の対象ではない。
もしリンデロフとラッシュフォードの成長が継続できれば、ユナイテッドはワールドクラスのGK、DF、MF、FWを抱えることになる。
スールシャール監督は、今後の黄金期到来に向けてこの新たな基礎を頼りに出来る日がやって来るかもしれない。
<元記事:Manchester United could soon have four world-class players@Manchester Evening News>
さらに希望を言うと、SBとしてショーもエブラクラスまで成長し、そしてマルシャルも成長すれば、来シーズンはもっとリーグを盛り上げる存在になれると思う。
去年のリンデロフと、今年のリンデロフの差を考えると、フレッジも化ける可能性があると思うし、ダロトもRSBとして確固たる地位を築く可能性があるんじゃないかな。
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