シアラー「ファン・ダイクにやり込められて、隠れちゃってる場合じゃないだろ」
アラン・シアラー氏は、マンチェスター・ユナイテッドがリヴァプールに敗れた試合でのロメル・ルカクのパフォーマンスを批判し、ベルギー代表は試合を通じてビルヒル・ファン・ダイクに虐められていたとコメント。
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ジョゼ・モウリーニョ監督率いる赤い悪魔は日曜日にアンフィールドで3-1の敗戦を喫し、これで首位リヴァプールとの差は19ポイントになった。
一方、ルカクは試合でインパクトを残せず、試合全体でたったの20回しかボールタッチが無かった。これは、ダビド・デ・ヘアや3名の交代出場選手を含むユナイテッドの誰よりも少ない数だった。
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そして、シアラー氏はルカクは試合が進むにつれチームメイトから隠れてしまったとしてFWのことをBBCのマッチ・オブ・ザ・デイにて糾弾した。
"Only David de Gea is playing anywhere near his potential and that has to come from the manager."
— Match of the Day (@BBCMOTD) 2018年12月16日
Strong words from Alan Shearer on #MOTD2. pic.twitter.com/V6tBmyr0JQ
彼のパフォーマンスは、十分と言えるレベルに遠く及ばなかった。
前半の最初の5分、ファン・ダイクはアンフィールドの観客から盛大な歓声を貰った。それは、彼が試合でルカクを試合の蚊帳の外に追いやったからだ。
彼は状況を支配し、ルカクはもう彼に近づこうとしなかった。
ファン・ダイクは彼をいてこましたんだ。そして、ロブレンも同じだった。
確かに、彼に回ってきたボールは良くて並程度だった。だけど、彼は、彼がやったようにボールを強く押し出すべきじゃないんだ。
私は、彼は今は隠れ始めていると考えているよ。だって、彼はプレーに関わろうとしていないよ。彼は、試合でやれることを示そうとしていない。
彼は、今日いてこまされたような方法で、いてこまされるべきじゃないんだよ。
モウリーニョ監督の手数をかけずに攻めるスタイルを成立させるには、ポストプレーに秀でたストライカーが必須。でもルカクにはそれが出来ない。つまり、手法と選手が不一致。
でもルカクを獲得したのはモウリーニョ監督の体制下であり、スカッドが自分の攻撃のアプローチにフィットしていないなんてのは言い訳として言えないはず。モウリーニョ監督としてはルカクがイブラヒモビッチのような攻撃の核になるのを見込んでいたのかなぁ。そもそもエヴァートン時代からそんなにポストプレー上手くなかったはずなんだけどな。
Comment
ルカクは前を向いた時の「重戦車感」が売りの選手だあって、イブラやドログバのようなプレーを期待するのは……。
あのサイズにしては活動量もあるし、使い方によっては頼れる選手だと思うんですけどね。
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