ここまでのM.E.N.的選手評価 MF&FW編
公開日:
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2016-2017 Manchester Evening News, メンフィス・デパイ, 通信簿
低い点数を付けられている選手がチラホラいる一方、高い点数を貰えている選手が少ないMF&FW編。まー、ゴールを奪えていない現状を考えれば当たり前ですが。
アンデル・エレーラ
バスク人はモウリーニョ監督のもと、将来のキャプテン候補にまで名前が上がるほど出世し、今までよりも深い中盤の位置で印象的なプレーを続けている。攻撃にも関与できるボックス・トゥ・ボックス型への変貌が期待される。 7
モルガン・シュナイデルラン
この前の代表ウィーク明けから事は殆ど改善せず。出場機会を得た時には、アグレッシブさを垣間見せることもほとんど無く、前への意識を持っているエレーラがシュナイデルランの役割を任されたのだろう。 2
マルアン・フェライニ
ベルギー人MFは、モウリーニョ監督率いるユナイテッドで歩み続けているが、最も効果的な攻撃的MFの位置では使われていない。フェライニは素晴らしかった8月のプレーを継続出来ていない。 5
マイケル・キャリック
キャリックがプレーすればユナイテッドが勝つ。彼はスタメンに入るべきだが、機動性と猛烈な相手を前にした折には覇気の無いプレーになった。アーセナル戦が、キャリックが来シーズンもユナイテッドでプレーするか否かを決める運命の試合になるかもしれない。 7
ポール・ポグバ
彼の好むポジションで継続的にプレー出来ておらず、ポグバがユナイテッドで成功する為には安定感が必要である。彼はクラブでも代表でもゴールを決めるために良いランを見せているが、キャリック同様アーセナル戦は今シーズンを決める重要な試合になるだろう。 6
フアン・マタ
今シーズンのここまででユナイテッドの最高のMF。先発すればいつでも、試合に影響力を発揮し、中央でのプレーに固定されていないとしても彼のプレーメイキング力が、数々のチャンスを無駄にし続けているユナイテッドの助けとなっている。 7
ジェシー・リンガード
リンガードは最近マネキン動画を投稿したが、ボールが足元に来た時にあまりにもマネキンのように動かなくなり過ぎる。その社交的な性格がモウリーニョの偏愛を受ける上で助けになっている。しばしば、プレミアリーグで先発しては苦しんでいる。 5
アシュリー・ヤング
先月のアンフィールドではブリリアントだった。それ以来1度しか出場していないが、彼の信頼できる安定感はファン・ハール監督がクラブを去った夏以降も継続している。 6
ヘンリク・ムヒタリアン
不本意なユナイテッドでのフォームに関するネガティヴな噂は、マンチェスターの雨ぐらい予想出来るものであり、既にモウリーニョ監督がムヒタリアンを売りたがっているとの報道も。彼はもっと厳しい試合で先発のチャンスを貰うべきであろう。 4
メンフィス・デパイ
先発のチャンスを1度しか貰えていないWGの1人であり、アップビートで楽しいリズムを奏でられる選手だが、練習ですらそれが出来ていない。左サイドでの序列では前に3人並んでおり、1月にクラブを去る必要があるだろう。 1
アントニー・マルシャル
ストーク戦のゴールでマルシャルがキックスタートを切る事はできず、ルーニーが左サイドでプレーし出した事で事態は悪化。モウリーニョはユナイテッドの昨シーズン最高の選手をあまり使おうとしない。彼の先発した直近4試合のうち、3試合はヨーロッパリーグの試合だ。 5
© Getty Images
ウェイン・ルーニー
フェネルバフチェ戦とスウォンジー戦で1ゴール、2アシストを記録したのは彼の復活の小さな狼煙だった。それらの活躍をもってしても、これまでの15シーズンで最もお粗末だった今シーズン当初のパフォーマンスを覆い隠す事は出来ない。 4
ズラタン・イブラヒモビッチ
イブラヒモビッチのゴールがコミュニティーシールドのタイトルをもたらし、プレミアリーグでの2勝とヨーロッパリーグでの1勝をもたらした。ユナイテッドで最も高給取りな男のミスは、彼の稼いだポイント以上にユナイテッドにとって高くついており、ワトフォード戦、ストーク戦、リヴァプール戦、チェルシー戦、バーンリー戦でポイントを落とした。 5
マーカス・ラッシュフォード
彼が7試合ゴール無しとなっている事で心配なのは、トンネルの出口が見えない事だ。チャンスは殆どやって来ていないのに、モウリーニョはラッシュフォードを最前線の先発で使おうとしない。 5
GK&DF編はこっち。
マルシャルとラッシュフォードが昨シーズンの輝きを取り戻す。そして、最適なポジションで使ってやる。これが必要だと思う。
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