ここまでのM.E.N.的選手通信簿 GK&DF編
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2016-2017 Manchester Evening News, エリック・バイリー, 通信簿
マンチェスター・ユナイテッドはジョゼ・モウリーニョ監督のもとでスムーズとは言い難いスタートを切っており、ポール・ポグバやズラタン・イブラヒモビッチのように、ギアを上げる必要のある選手がいる。
まだシーズンは3分の1を消化したところであり、まだまだ改善するための時間は残っている。
デイビッド・モイーズやファン・ハールの時代とは違い、少なくともGKがサー・マット・バズビー年間最優秀選手賞を受賞するようなことにはならないだろう。
ダビド・デ・ヘア
ユナイテッドのタイトル同様、デ・ヘア自身もクラブMVPを4連覇することは無いだろう。フィリペ・コウチーニョのシュートを止めたセーブで、シーズン最高セーブ賞を受賞する可能性はあるが、ジョー・アレンとペドロのゴールシーンでは彼の稚拙なミスの代償が高くついた。 6
セルヒオ・ロメロ
ジョゼ・モウリーニョ監督はカップ戦でも強力なラインナップを送り込んでいるため、アルゼンチン代表はここまで2試合に出場するにとどまっている。ノーサンプトン戦とゾリャ・ルハーンシク戦では、ほとんど何もすることは無かった。 5
アントニオ・バレンシア
素晴らしいシーズンの入り方をしたが、最初の代表ウィーク明けに一旦小康状態に。ポジションを維持するだけのプレーは見せており、惨敗したチェルシー戦で唯一次第点を得られる選手だった。契約延長を勝ち取ってしかるべきである。 7
ティモシー・フォス・メンサー
モウリーニョ監督はオランダ人DFを十分には起用しておらず、145分しかプレーさせておらず、プレミアリーグでは1試合のみである。彼の将来は間違いなく、モウリーニョ監督は彼の役割を固める必要がある。 5
マッテオ・ダルミアン
2ヶ月で1度しか先発出場できていなかったが、直近3試合で先発しており復活しつつある。もしもバレンシアが依然として起用できなければ、アーセナル戦でもイタリア代表が先発すべきであるが、ユナイテッドでのキャリアを取り戻すほどの活躍は見せられていない。ロビン・ファン・ペルシーに追い抜かれたシーンは危なかった。 3
© Getty Images
エリック・バイリー
この夏の最高の買い物。ここまでは抜きんでたパフォーマンスであり、守備陣は既にバイリーのフィジカル、スピード、散らしの能力に依存している。ヘニング・ベルグ以来となる即座に適応した新戦力のCBとなった。 8
クリス・スモーリング
チェルシー戦で、クッソ最低なパフォーマンスを示した1人。スモーリングは今シーズンそこまで悪いってわけじゃないと言っている人もいるが、彼は不調の真っ只中であり、キャプテンマークを腕に巻くことを心地よく思えていないように見える。 5
デイリー・ブリント
ブリントのCBは一時しのぎだと言っていたことには酷い仕打ちだったと思うが、これがモウリーニョ監督のブリントへの評価であり、彼がユナイテッドでのキャリアを長引かせる最高のポジションはLSBだ。CBが足りなくなっている状況は彼の助けにはなっていない。 5
フィル・ジョーンズ
10カ月ぶりに、プレー出来るところまで回復し、ジョーンズが体をなげうってプレーするスタイルはモウリーニョを喜ばせるかもしれない。問題は、常に彼のセカンドタッチが負傷を招くということだ。 3
マルコス・ロホ
EFLカップのシティ戦でのパフォーマンスは、ユナイテッドにやって来て以来CBとして最高だった。ロホはどのポジションでプレーしてもマイナスポイントがあり、彼の陽気な性格がモウリーニョの放出決定にストップをかけているのは間違いない。 4
ルーク・ショー
今シーズンは幸先良いスタートを切ったが、モウリーニョとの難しい関係や彼の兄弟のツイートによりミソが付いてしまっている。それでも今でも世界最高のLSBになれる逸材である。 5
MF&FW編に続く。
バイリー最高、バレンシア復活と言うか完璧にSBらしくなった、スモーリングどうした、魅せてくれショー、デヘアもっと出来るじゃん頑張ってよ、って感じかな。
バイリーを欠いた今こそ昨シーズンのコンビが復調してくれることを祈る。
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