プレシーズンの勝ち組5人と負け組5人【アピール成功した選手、出来なかった選手】
公開日:
:
2022-2023 アーロン・ワン・ビサカ, ジェイドン・サンチョ, ジダン・イクバル, ハリー・マグワイア, ハンニバル・メイブリ
Manchester Evening Newsのアイザック・ジョンソン記者がピックアップした、プレシーズンを通じてアピール出来た選手5人とアピールに失敗しちゃった選手5人。アグリー?それとも別に選びたい選手がいる?
エリック・テン・ハフ監督のユナイテッド指揮官デビューとなったプレシーズンは成功だったとみなすことができるだろう。
ユナイテッドは、公になっているフレンドリーマッチ6試合で1試合のみの敗戦、得点はトータルで14だった。非公開だったレクサムFC戦も4-1で勝利しており、この試合では新加入のクリスティアン・エリクセンがFKでデビューゴールを決めている。
バンコクで行われたリヴァプールとのプレシーズンマッチ開幕戦を4-0で勝利したことはユナイテッドのツアーのハイライトだった。その後は、オーストラリアで行われた3試合も負けなしで終えている。テン・ハフ監督は34人の選手を起用しており、主力がフォームを取り戻した一方では、若手に長時間のプレー時間を与えることができた。
勝ち組
ジェイドン・サンチョ
体調不良で最後の2試合は欠場したが、サンチョはプレシーズンのスター選手として認識されるだろう。主に右サイドでプレーし、3ゴールを記録した姿はボルシア・ドルトムント時代のベストフォームを彷彿とさせる。
アントニー・マルシャル
ツアーで計3ゴールをたたき出したマルシャルが勝ち組に選ばれることに驚く人は少ないでしょ。つらたんなシーズンを過ごしたマルシャルは、テン・ハフ監督のアグレッシブな戦術の恩恵を受けている選手と言え、シャープに見える。前線を引っ張る準備OK牧場。
ハリー・マグワイア
マグワイアはファンの間で最も人気のある選手とは言えないかもしれないけど、不安定だった昨シーズンを経て、彼は夏のパフォーマンスから大きな励みを得られただろう。キャプテン返上を求められたが、テン・ハフ監督は彼をキャプテン継続させるための信任投票を行い、試合でも4試合で先発出場して267分プレーし、ユナイテッドでの立ち位置は堅いものとなったように思われる。
ジダン・イクバル
アカデミー勢の中から彼が抜け出ると予想していた人は少ないんじゃないかな。だがイクバルは印象的なパフォーマンスを披露し、特に遠征ツアーでのそれは印象的だった。夏を通じて5試合に出場しており、今シーズンのファーストチームでの居場所を確保することは間違いないように見える。
フレッジ
フレッジは昨シーズンの頼もしいフォームを夏の間も維持し、いくつかのセレソンらしいプレーを見せた。リヴァプール戦のGKアリソン相手に決めた右足ループシュートはやってんね!今や中盤の序列でスコット・マクトミネイより上になっていることは明らかだ。
負け組
アレックス・テレス
テレスは出場した5試合中4試合でCBとしてプレーしており、LSBの序列ではルーク・ショー、タイレル・マラシアより下なのは間違いない。控え扱いとなることは避けられず、移籍間近だと考えられている。
ラファエル・ヴァラン
ヴァランのこれまでの負傷履歴によりマルティネスにスタメンの座を奪われるものとみられている。ヴァランはツアー中も打撲を負っており、ツアーではトータル158分しかプレー出来なかった。
アーロン・ワン・ビサカ
ワン・ビサカは現在放出に向けて売りに出されているが、それが間違った判断であると思わせることが何も出来なかった。この夏は92分しかプレーできておらず、テン・ハフ監督はジオゴ・ダロトのライバルとなる新たなRSB探しをしている。
ハンニバル・メイブリ
多くの人々が、彼の昨シーズン終盤の爆発的な途中出場を考慮して夏のブレイクを予想していた。だが、チュニジア代表として16キャップを記録するMFはラフなスタイルを抑えることに苦戦し、交代出場の77分のみのプレーを余儀なくされた。
タヒス・チョン
チョンはリストに載るべきではなかったが、日曜日のラージョ・バジェカーノ戦で沼りすぎた。オーストラリアで行われた4-1勝利のメルボルン・ビクトリー戦でオウンゴール誘発に大きく寄与したが、これが出場した3試合での一番印象に残るプレーだった。週末の試合でアピール出来なかったことが22歳にとって高い代償を払うことになるかもしれない。
そのほかでは、マーカス・ラッシュフォードとチャーリー・サヴェージはプレシーズンの活躍が評価されており、前者についてはツアーで2ゴールを決めてユナイテッドでのキャリアを持ち直している。サヴェージはツアーを通じて巧みなパスを繋いでおり、彼の前には明るい未来が広がっている。
一方で、ファクンド・ペリストリはリヴァプール戦でゴールを決めたことで負け組リストに掲載されるのを回避したに過ぎない。ツアーでは計1時間もプレーできておらず、アトレティコ・マドリー戦では足首を負傷してしまったため13分間のプレーだけだった。
<元記事:Five winners and five losers from Manchester United pre-season campaign@Manchester Evening News>
やっぱりイクバルは誰が見てもそうよね。
そして、ファン・デ・ベークは勝ち組と言えるほどのインパクトは残せていないかなぁ。勝ち組に入れるとしたら、あとはマラシアも良いアピールができたと思うけど、彼の場合はプレー自体は指揮官は知っているだろうから、あとは本気のプレミアリーグの試合でどこまでやれるのかってところだから本番で見せつけるしかないかな!
あと、負け組とまでは言えないけど、アピールする時間が少なかったという点ではガーナーは勿体なかった。怪我で出遅れっていうしょうがない理由とは言え、今の中盤の台所事情も相まって彼のアピールを見たかった。
自分のアバターを設定したい方はお問い合わせからユーザー登録希望の連絡をください。