ショー復活の裏にはハードワークに加えて父親としての自覚の芽生えも
オーレ・グンナー・スールシャール監督は、マンチェスター・ユナイテッドでのルーク・ショーの復活劇は、父親になった事実と練習でのハードワークがあるとコメント。

© Getty Images
ショーは今シーズンのユナイテッドで最も安定したパフォーマンスを披露している選手の1人であり、夏に加入したアレックス・テレスのレギュラーポジション奪取の挑戦を退けた。
スールシャール監督は13ヶ月前に負傷から復帰してきたショーについて、イングランドで最高のLSBになれる可能性があると語って以来信頼を示し続けており、25歳はこの監督のコメントに見事に応え始めている。
この好調の要因の大半は彼自身のキャリントンでの練習の成果であるが、スールシャールは彼が父親になった影響もあると語っており、2019年11月に男児が生まれている。
ショーの今シーズンの復活について聞かれたスールシャール監督は次のようにコメント。
ルークにとって素晴らしい評価だ。我々は彼と一緒に本当にハードな練習に取り組んでいる。それが、素晴らしい選手を再び素晴らしい選手へと引き戻した。
彼はハードワークしているし、本当に献身さと集中を示している。そして、私は彼が父になったことも成長のプラスになっていると考えている。
我々は彼を信じている。彼は私がクラブにやって来てすぐに私の彼への考えを理解した。
そして、アレックスが加入し、彼はスタメンに残るためには良いパフォーマンスを示し続けないといけないことを肌で感じた。彼には本当のトップ選手のライバルが出現したんだからね。
ルークは高いレベルでコンスタントにプレーしている。だから、彼はそういった素晴らしい評価を受けるに値するよ。
ショーはまだイングランド代表としては8キャップしか記録していないが、今のフォームなら3月の代表ウィークでスリーライオンズに呼ばれる可能性はあるだろう。
ショーが最後にイングランド代表に招集されたのは2年前のことであり、その時は負傷により離脱せざるを得なかった。最後の出場は2018年9月まで遡る。
だが、ショーはこの夏のユーロでガレス・サウスゲート監督率いるイングランド代表として出場する可能性が日に日に高まっている一方、スールシャール監督は代表選考に口出しをするつもりは無い一方で、コンスタントに良いプレーを見せるLSBを代表に呼ぶメリットについて語った。
私はイングランド代表の監督ではない。決めるのはガレスだ。だが、私の意見では、彼は再びショーという素晴らしい選手を手にしている。
ショーはユナイテッドが快勝したヨーロッパリーグの試合は休養を与えられて欠場したが、ニューカッスルとのリーグ戦ではスタメンに復帰するものと考えられている。
ショーは試合数が増えると負傷しがちだから、本当なら代表に呼ばれて疲労が蓄積するのは嫌だけど…。
でもイングランド代表としてレギュラーを掴むってのは更なるモチベーションにはなると思うから、代表で呼ばれたあとはテレスを起用するなりして上手くショーのコンディションを管理してあげてほしい。
ソシエダ戦ではテレスも良かったし、チームとしてテレスでも攻守でプラスに働くなら、テレス出場の試合を増やすのもショーを刺激する意味でありかもしれない。
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