ラストプレーで同点にされてハートブレイクしたエヴァートン戦の選手評価【閉店ガラガラ出来ない症候群】

エースによる理想的な先制点、フェルナンデスのカントナを彷彿とさせる芸術的な追加点で2-0というこれ以上ない展開で折り返したのに…。同点にされても、挫けることなくセットプレーから再度勝ち越したのに…。

ダビド・デ・ヘア

前半はほぼ仕事なし。後半早々のアブドゥライェ・ドゥクレが押し込んだシーンでは咎められるべき。まだ余りにもエラーが多い。最後の同点弾でも脆さを露呈。　4

© Getty Images

アーロン・ワン・ビサカ

ユナイテッドはエヴァートンの左サイドに何度も攻めこんだが、それは積極的なワン・ビサカによるものだった。ピッチのより高い位置を取っていた。　7

ビクトル・リンデロフ

頼りないリシャルリソンを抑え込み、エヴァートンが彼を打ち破れる最も可能性が高いシナリオは彼自身のミスからの自滅だった。　6

ハリー・マグワイア

ドミニク・カルバート=ルーウィンを試合の大半の時間帯で消していたが、突如としてルーズになり、3分間で2失点を喫した。　5

ルーク・ショー

前半は普段ほどは絡まなかったが、FKからスコット・マクトミネイのゴールをアシスト。彼のパフォーマンスはコンスタントに高い。　8

スコット・マクトミネイ

パスとアグレッシブさで相手の中盤を圧倒し、ヘッダーでGKオルセンの守るゴールマウスを揺らした。　8

ポール・ポグバ

ハーフタイム前に、筋肉系の負傷で後退を余儀なくされた。スールシャール監督は、彼のボールを持った際の優柔不断さを嘆いていた。　5

メイソン・グリーンウッド

おそらく、グリーンウッドにとってのシーズンベストのパフォーマンスだった。リュカ・ディニュを手玉に取り、ゴールできなかったのは不運だった。　8

ブルーノ・フェルナンデス

途中まで何もできていなかったが、何もないところから壮大なループシュートを生み出してシーズン17点目を決めた。　7

マーカス・ラッシュフォード

左サイドで先発し、途中で右サイドに流れて素晴らしいクロスを供給してカバーニのゴールをアシストした。2-2にされてからの絶好機は活かせず。　5

エディンソン・カバーニ

巧みなボックス内の動きでマイケル・キーンのマークを外してヘッダーで先制点をマークした。再び良い最前線の起点となった。　7

途中出場選手

フレッジ

39分から負傷したポグバに代わって投入された。最初の有効なプレーはワイドに外れた相手に損害を与えないシュートだった。2-2にされたシーンではハメス・ロドリゲスのシュートコースを消すポジション取りが出来ていなかった。　4

© Getty Images

アクセル・トゥアンゼベ

93分に守備固めで投入されると、イエローカードを貰い、与えたFKから同点弾を献上。　5

指揮官

オーレ・グンナー・スールシャール

シーズンベストな前半だったが、負傷したポグバがフレッジに代わったことが悪い方向に作用。交代に関して余りにも保守的で、後半は緊張していた。　5

＜元記事：Manchester United player ratings vs Everton: David de Gea and Fred poor＠Manchester Evening News＞

後半早々の前からのプレスを剥がされたところから一気に流れを持っていかれた。あそこで耐えられるしぶとさがまだ無い。

そしてせっかく勝ち越したのも活かせなかった。トゥアンゼベがファールする前に、もっと上手く前線に運んでキープすべきだったし、せめていったん外に出すなりしてプレーを切るべきだった。そうすれば、体制整っていない状態で攻め込まれずに済んだと思う。一方で、トゥアンゼベの潰しも短絡的だったとも思う。

リヴァプールがシティに負けちゃったから、シティとの差は絶望的になったなー。

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