ユナイテッド戦を前にしたアーセナルが抱える問題点をライト氏が指摘
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プレミアリーグ2021 Metro, アーセナル, イアン・ライト
イアン・ライト氏は、マンチェスター・ユナイテッド戦を前にしたミケル・アルテタ監督は問題を抱えており、アーセナルはピエール・エメリク・オーバメヤンが機能しない試合のプランBが存在しないと主張している模様。

© Optus Sport
敵チームはオーバメヤンが左サイドからカットインしてシュートを放つパターンの脅威を認識しており、このパターンでコミュニティーシールドや先月のフラム戦でゴールを奪ったが、アーセナルのキャプテンはクレイヴン・コテージでの試合を最後にゴールを奪えていない。
ペップ・グアルディオラ監督はアーセナル戦でこの脅威を認識し、オーバメヤンが特に好むスペースをカイル・ウォーカーにケアさせた。そしてこれは効果テキメンで、ストライカーは試合から消され、殆ど絡めなかった。
オーバメヤンは同じようにアーセナルがレスター・シティに敗れた先週末の試合でも試合から消え、アルテタ監督は木曜夜のダンドークとのヨーロッパリーグでの試合では休養を取らせることを決断した。
ライト氏は、アーセナルがしばしばオーバメヤン頼りのアプローチしか出来ないことは、アーセナルがフセム・アワールのようなクリエイティブな選手を必要としていることを如実に示していると感じており、アワールはこの夏に獲得を目指したものの失敗に終わった選手だ。
彼らはそういった選手が必要で、私はまさにそれが彼らがアワールを狙った理由だと考えている。彼はアーセナルに他の選択肢を与える選手だと思う。
現時点でのアーセナルの創造性について語るなら、今のアーセナルの前線3枚の動きにはそれが欠けており、18歳のブカヨ・サカは唯一違ったものをもたらしてくれる選手だ。
お粗末なチームだったフラム戦じゃ、アーセナルはやりたいように出来たし、オーバメヤンが左からカットインしてきて完璧なゴールを奪った。
だけど、シティ戦では、オーバメヤンが左サイドから侵入しようとすると、それが脅威だと認識し、このパターンで失点することを防ごうとカイル・ウォーカーにこのスペースを消させた。こうなるとアーセナルにはプランBが存在せず、それが現時点でアーセナルが抱える問題点だ。
誰かがこれを解決してくれることを願っている。現在、それはサカだろう。ダニ・セバージョスはそういった存在ではないし、ジャカもエルネニーもそうじゃないしね。
なので、前線3枚に動きがない中でファイナルサードまでボールを運び、フラム戦のようなゴールじゃないゴールを奪うことに多くの問題を抱えている。
ユナイテッドは1-6でトッテナムに敗れてから注目に値する復活を果たしており、それ以来公式戦を通じて無敗を続けている。
ユナイテッドは水曜夜の試合ではRBライプツィヒ相手に5-0の解消を収めており、ライト氏は好調ユナイテッドに恐れを抱いていると正直に語った。
明らかに人々は現在のハリー・マグワイアについて疑問視しており、PSG戦で良いプレーをしたトゥアンゼベがどうしてプレーしないんだと思っている。あとはフレッジとマクトミネイもそうだ。彼らはチームにある種の保険を与えてくれるってのにね。
ポグバは自由にプレー出来るし、フェルナンデスも試合を作る事ができる。アーセナル戦でだって彼らはボールをキープする能力があるだろうね。
ドニー・ファン・デ・ベークもいるからね。彼はブリリアントだと思うし、マルシャルは長く見てきているけど中央で繋ぐプレーが向上している。
だからユナイテッドが試合をコントロールして勝利する状況に持っていく可能性はかなりある。しかもラッシュフォードとグリーンウッドのフォームも良いしね。イングランド代表でゴタゴタがあったグリーンウッドがゴールするのをみれて嬉しいよ。
あと心配なのはワン・ビサカが攻撃的なRSBじゃなくて、彼はサカやオーバメヤンの対応により秀でている。
<元記事:Ian Wright identifies major ‘problem’ for Arsenal ahead of Manchester United clash @Metro>
ふふん、ライトさんの心配通りユナイテッドがアーセナルに勝っちゃいましょう!
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