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ワン・ビサカの著しい成長っぷりにイングランド代表サウスゲート監督も嬉しい悲鳴?【ライバルRSBは恐怖におののくがよい!】

今現在のイングランド代表では数多の選択肢があるため、2番のシャツ(RSB)を誰に手渡すかがガレス・サウスゲート監督にとって一番タフなタスクである。

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© Getty Images

この夏のユーロ2020を前に、RSBは全員自分のスマホの着信音を最大に設定して、代表監督からの電話に備えていることだろう。

RSBのチケットの争奪戦は、プレミアリーグの中だけで繰り広げられているわけでは無い。実際、マンチェスター・シティのカイル・ウォーカー、チェルシーのリース・ジェームズトレント・アレクサンダー=アーノルドがイングランド代表の2枠ないし3枠を争っているが、アトレティコ・マドリーではキーラン・トリッピアーが素晴らしいシーズンをエンジョイしている。

だが、マンチェスター・ユナイテッドとそのサポーターの視線の先には、イングランド代表が新たなタイトルをかけてキックオフを迎える時に背番号2にプリントされる必要のある名前はアーロン・ワン・ビサカ以外にないだろう。

ワン・ビサカは、今シーズンのユナイテッドの守備ラインで欠かすことのできないピースに急成長した。

スールシャール監督のもと、プレミアリーグの2試合を除くすべての試合に出場しており、これはキャプテンのハリー・マグワイアと魅力的なポルトガル代表プレーメーカーのブルーノ・フェルナンデスによって向上した結果である。

古巣クリスタル・パレスとの開幕節を欠場した以外は、今シーズン欠場したのは試合前に打撲したボクシングデーのレスター・シティ戦だけである。

だが、23歳の与えたインパクトを考慮すれば、クリスマス時期に少々休んだことを妬む人などいないだろう。

シーズンも終わりが近づき、ワン・ビサカと彼のライバルたちはサウスゲート監督からチェックされていることを自覚していることだろう。そして、おそらく他のポジションよりも明らかなことだろう。

まだシニア代表デビューを果たしていないパレス出身のRSBは、先月の代表ウィークにも帯同しておらず、代表に食い込むにはもっとユーティリティー性を高める必要があると言われていた。

11月に、代表指揮官は次のようにコメントしていた。

我々が恵まれているエリアだ。アーロンは非常に良いDFであり、1vs1では私が見た中でも指折りだろう。だが、私はチームのバランスをとらないといけないし、現在のところ彼よりも序列が上の選手がいる。

ワン・ビサカは先月の代表ウィークで選ばれるに十分なアピールが出来なかったのかもしれないが、クラブレベルでは今、サウスゲート監督が指摘したポイントの改善が見られ始めている。

実際のところ、サウスゲート監督が彼の評価を示して以来、23歳は12月以降で3つのアシストを記録し、ゴール数も2倍に伸ばしている。

一見するとそこまで目を引くようには見えないかもしれないが、現代の試合においても基本的な要求は守備をしっかりこなせることであることを思い出してもらいたい。

たぶん、より重要な点は、ワン・ビサカの今シーズンのゴールへの貢献度はRSBライバル勢に引けを取らないという点だろう。

2ゴール&3アシストという数字をあげており、ワン・ビサカはウォーカーよりも攻撃でインパクトを残しており、ジェームズやトリッピアーもワン・ビサカより僅かに1ゴール多いだけだ。

アレクサンダー=アーノルドが9ゴールに関与しておりこの点では他者よりも先んじているが、ワン・ビサカはタイプの異なるRSBだと認識されており、攻撃面で打ち負かされてしまっているわけではない。

リーズ戦ではマン・オブ・ザ・マッチに選出されており、RSBはメインの脅威の1人としてあらゆる場面で相対した急造LSBのエズジャン・アリオスキに攻め入った。

60分ちょい前のチャンスでフェルナンデスがネットを揺らしていれば、ワン・ビサカもアシスト記録を1つ伸ばすことが出来ただろう。惜しくもそうはならなかったが、このチャンスでのプレーで強調されているようにワン・ビサカが成長を続けているのは明らかである。

<元記事:Aaron Wan-Bissaka is starting to give Manchester United what they want@Manchester Evening News

ライバルもいなければ、お手本となるベテランもいない。強いて言えば、逆サイドのショーが攻守に渡って貢献しているのが刺激になっているのかも。

昨シーズンの序盤と比較したら、攻撃でも貢献度が上がっていると思う。ファイナルサードでのクロスの精度はまだ改善の余地ありだけど、ミドルサードでの組み立て時には相手に寄せられても中にカットインして中央や逆サイドにパスを繋いでポゼッションを維持するシーンが多い印象。

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