今シーズンのオーレ体制は2選手に頼り過ぎなところがリスキー?
マンチェスター・ユナイテッドのオーレ・グンナー・スールシャール監督は、今シーズンのメインストライカーとしてマーカス・ラッシュフォードとアントニー・マルシャルに頼るのはリスクがあると元マンチェスター・シティ所属のダニー・ミルズ氏がコメント。
© Getty Images
マンチェスター・ユナイテッドは、移籍市場最終日にロメル・ルカクがインテルへ移籍することを許可した。
ユナイテッドはルカクの後釜を獲得せず、スカッドの中でシニアのストライカーなのはラッシュフォードだけである。
オーレ・グンナー・スールシャール監督はシーズン前にマルシャルはCFとして起用することを宣言しており、4-0で勝利したプレミアリーグ開幕節のチェルシー戦でもゴールを決めている。
だが、ミルズ氏はラッシュフォードとマルシャルだけをCFの選択肢とした決断に疑問を呈した。
ミルズ氏は、ルカクを退団させたことでラッシュフォードが長期の怪我を負うようなケースがリスクになるとコメント。
ミルズ氏は、17歳のアカデミー上がりのメイソン・グリーンウッドはベンチ要員以上に頼ることは出来ないと語った。
私は、前線のエリアが軽いと思うんだ。
純然たるCFのことを言えば、ラッシュフォードということになると思う。彼も中央でのプレーをしたがっている。
そうじゃない時には、マルシャルということになる。
彼らはどっちも良いプレーをしていた。ラッシュフォードは2ゴールを決めたし、それは知っている。
だが、シーズンを通して考えた時、若手2人ということになるが、彼らがフォームを崩した時にはメイソン・グリーンウッドになる。いいんだけど、バックアップのストライカーにはなれないだろう。
彼らはマリオ・マンジュキッチのようなベテランFW獲得にトライしたが、獲得できなかった。その後、スールシャール監督は「今のスカッドに満足している」と言っていた。
だが、私は前線が軽すぎると思うんだ。この移籍市場で後釜を獲得せずにルカクを出してしまったのはリスクになると思う。
もしもラッシュフォードが怪我してしまったらどうなる?シーズン大半を生粋のCF抜きで戦うことになってしまう。
<元記事:Ole Gunnar Solskjaer has taken ‘risk’ with two of his Man Utd players@Daily Express>
どっしり構えるタイプのCFがいなくて大丈夫なのかなってのはちょっと思う。
今のスピーディーな戦術にはフィットしないけど、相手が引いて守るような展開になった時には、そういう相手にグリグリとやれる古典的なCFタイプがいたほうが効果的なような気もするんだけどな。
もう「困ったらフェライニ」大作戦も使えないし、スペース消されちゃったらどう打開するんだろう?
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