デ・ヘアがユナイテッドに残留するための2つの条件とは

試合を終えて家路へ向かうマンチェスター・ユナイテッド。疲れからか、不幸にも黒塗りの高級車に追突してしまう。後輩をかばいすべての責任を負ったエド・ウッドワードCEOに対し、正守護神、SGGKダビド・デ・ヘアが言い渡した契約延長の条件とは・・・。

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デ・ヘアは、現在の契約があと6ヶ月に突入しており、マンチェスター・ユナイテッドとの契約延長交渉が暗礁に乗り上げている。

ユナイテッドはスペイン代表GKを手元にとどめておくことを熱望しているが、デ・ヘアがユナイテッドで今後もプレーすると約束するかは不透明なままである。

Daily Mailでは、デ・ヘアは新たな契約書にサインする前に、ユナイテッド側に2つの要求をしていると報じている。

まず1つ目の要求は給料の大幅なアップである。デ・ヘアは、週給50万ポンド（約7200万円）程度を受け取っているアレクシス・サンチェスに並ぶ金額を求めていると言われている。

そして2つ目の要求は、クラブの今後のプランについてであり、世界で最も大きなトロフィーの獲得を狙うデ・ヘアの野望に合致するかどうかという点である。

デ・ヘアは2011年以来ユナイテッドでプレーしており、これまでプレミアリーグを1度、FA杯、コミュニティー・シールド、EFLカップ、そしてヨーロッパリーグをそれぞれ1度ずつ制覇している。

そして、28歳になったデ・ヘアは、チャンピオンズリーグとプレミアリーグのタイトルを常時争えるようになることを求めている。

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モウリーニョ監督は火曜日のヤング・ボーイズ戦後、次のように語っている。

我々には世界最高のGKがいるし、彼が残留を望んでいることを知っている。

彼の代理人は選手が求めることをするのに満足している事も知っているし、上層部が彼の残留を願っていることも知っている。彼らは動いており、なのできっと遅かれ早かれ、結論に至ってくれると願っている。

デ・ヘアの契約はこの夏で満了となるが、ユナイテッド側は1年の契約延長オプションを有しており、もしも合意に至らなければこのオプションを行使することになる。

しかしながら、ユナイテッドはこのオプションを行使するよりも、何年にも渡るデ・ヘアの貢献に感謝を示すために好条件での長期の契約を結ぶことを望んでいる。

デ・ヘアはクラブの年間最優秀選手賞を直近5年間で4度受賞しており、選手が選ぶ年間MVPも3度受賞している。

火曜日の試合でも再び神セーブを披露しており、0-0の時間帯にディフレクトしたシュートに素早い反応を見せて失点を防いでのちのマルアン・フェライニの決勝ゴールの呼び水になった。

だが、デ・ヘアは長年に渡って移籍が噂されていたレアル・マドリーがティボー・クルトワを獲得してレアル移籍の噂には終止符が打たれたものの、今度はユベントスやPSGへの移籍の噂が出ている。

デ・ヘアはこの夏のロシアW杯でのパフォーマンスを母国のサポーターから批判されたことに心痛めたが、チームはモウリーニョ監督のもとで苦戦しているにもかかわらず今シーズン再びユナイテッドで輝きを取り戻している。

ユナイテッドは既にリーグ戦で21失点を喫しており、得失点差はマイナスになっており、この得失点差はプレミアリーグ全体で見ても下から7番目の得失点差である。

マンチェスター・シティとリヴァプールは僅かに5失点しかまだ喫していない。

そして、デ・ヘアはチームのだらしないパフォーマンスにウンザリしてきており、デ・ヘアが契約するためにはクラブがモウリーニョ監督のもとにしろ他の監督のもとにしろもっと上に行けるというサインを示す必要がある。

＜元記事：Man Utd news: David de Gea ready to stay at Old Trafford on TWO conditions＠Daily Express＞

今シーズンの失点数はホント異常。ちょっとモウリーニョ監督が守備陣の補強が必要だってアピールするためにワザと酷くしているような気がしないでもないってぐらい酷い。

得失点差マイナスって。

でもそれもデ・ヘアの神セーブで何点も防いでくれての数字だからね。これでデ・ヘアがいなくなったら得失点差がマイナスで二桁とか行くだろうな。

ユナイテッドは、クラブとして今後の壮大なビジョンを示す必要があるだろうね。デ・ヘアに対しても、サポーターに対しても。

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