シティ戦のカギはリンデロフだ
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プレミアリーグ18-19 Daily Star, シティ, ビクトル・リンデロフ, マーティン・キーオン
マンチェスター・ユナイテッドは暴君マンチェスター・シティに挑むため近くのスタジアムに乗り込むが、そこではベストを出し切らねばならない。
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元アーセナルDFで現在は解説者を務めるマーティン・キーオン氏は、ビクトル・リンデロフがアウェイチームのカギを握っていると指摘する。
ユナイテッドはプレミアリーグになってからクラブ史上最悪のシーズンスタートを切ったが、ここ数週間はフォームを取り戻している。
ユナイテッドはここまでのところ11試合で1度しかクリーンシートを達成できていない一方で、前線の選手達は良い連携を見せ始めている。
チームにとってこの数日は良い日々を過ごせており、ボーンマス戦とユベントス戦では立て続けに逆転勝利を収めている。
モウリーニョ監督は、試合終盤に逆転ゴールが生まれた両試合でのチームの諦めない姿勢に満足している一方で、シティ戦はまた違う非常に重要な試合であることを分かっている。
ペップ・グァルディオラ監督率いるシティは今シーズンのリーグ戦11試合で9勝しており、未だ負け知らずである。
そしてシティは直近2試合でどちらも6ゴールを叩き出しているが、シティがより素晴らしいのは守備である。
プレミアリーグ王者はリーグ戦で僅か4失点しかしておらず、現時点では止める術が見当たらない。
そして、キーオン氏いわく、ここ数試合で大きくプレーを上達させているリンデロフがシティを止めるために重要であるとのことである。
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ビクトル・リンデロフの向上は一目瞭然だ。リンデロフは以前よりも試合の流れを読めるようになっており、より自信を持ってプレーしている。
ポゼッションに自信がついているように見えるが、シティの残忍な攻撃陣にどれだけ対処出来るかが究極の試練になるだろう。
シティの前線は彼にプレッシャーをかけ、左足でトラップさせてミスをさせようとしてくるだろう。
リンデロフはシティの両翼の脅威に気をつけねばならない。ラヒーム・スターリング、リヤド・マフレズ、レロイ・サネらは全員好調を維持しており、この中のどの2人が先発してもリンデロフに問題を引き起こせる。
ユベントス戦では、右サイドに入ったパウロ・ディバラにはあまりにもスペースを与えてしまっていた。
そのマークだけにならないようにリンデロフは注意していたが、ディバラがルーク・ショーを交わして中に入ってきた時にカバー出来なかった。そのためディバラにシュートを打たすスペースを与えてしまった。
マフレズは右サイドで危険な選手だ。リンデロフは最高の彼にならねばならない。ユナイテッドはユベントスに勝利して気分良く乗り込むが、勝利の酔いしれるだけではシティ相手には不十分だ。
ボーンマス戦、ユベントス戦の逆転勝利後、ユナイテッドはここ2試合で12ゴールを決めて猛威を奮っているシティを止めるためにそのエネルギーを投入せねばならない。
ユナイテッドはリーグ戦では7位に沈んでおり、シティには既に9ポイント差をつけられている。
だが、昨シーズンの同じ顔合わせでは、ユナイテッドは0-2から3-2の逆転勝利でシティの優勝を僅かながら遅らせることに成功しており、再び同じことが出来ると確信している。
最近のショーは攻守ともに好調だった頃ほどのインパクトが無いから、彼のサイドを守るリンデロフが重要になってくるってことなんだろうな。
特に相手のRWGがマフレズだったら中に入ってくる動きをするだろうし、そうなった時に誰がカバーに行くのか、そしてその際のユナイテッドの自然なマークの受け渡しやポジション変更なんかが重要になりそうだな。
Comment
リンデロフは本当に向上してきてると思います
ユベントス戦ではロナウドにやられてしまいましたが
トータル的に見て彼は昨季と違いプレイにも成長にも
期待出来る域に入ってきたと思います
このままどんどん自分の良さを出して言って欲しい
相方をスモーリングじゃなくバイリーにすれば安定するのに…
あと、個人的にはマクトミネイをCBにしてしまうというのは?
バイリー&マクトミネイなんて面白そうだけど…モウリーニョはしないな。
リンデロフの課題は中堅チームとかのフィジカル系FWを相手にした時にどうしても押されてしまうことだと思います。
シティにはいないタイプだから大丈夫じゃないかな?
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