オーレはアーセナル戦の攻撃的な姿勢を評価
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FAカップ18-19 アーセナル, オーレ・グンナー・スールシャール, 公式
オーレ・グンナー・スールシャール監督は、アウェイで開催されたアーセナル戦に勝利後、マンチェスター・ユナイテッドの攻撃的な姿勢を称えた。ユナイテッドは、FA杯5回戦進出を決めている。
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就任から8連勝にチームを導いた監督は、試合後MUTVとのインタビューに応じ、見事なカウンターアタック、守備などについて語った。
全選手を信頼している
素晴らしい選手がいるだけで助けられるが、メンバー外とするのは難しい。チームに加える方が、よほど楽だ。チームには世界でベストのGKであるダビド(デ・ヘア)がいるので、難しい決断になる。大きな試合だからという理由だけで彼を起用するかと言われたら、それは違う。我々は、クラブの選手全員を信頼しないといけないんだ。
素晴らしい姿勢
(アレクシスの先制点は)ファンタスティックなフィニッシュだった。ロム(ロメル・ルカク)の見事なパスもあった。ゴールが決まる前なら、「ロム、ボックス内にいろ!」と言っていたかもしれないね(笑)。
しかし、彼は素晴らしいパスを出した。2点目と3点目は、マンチェスター・ユナイテッドらしいカウンターアタックから生まれたもの。今日は適切な形で守れた。守備に集中しないといけなかった。トッテナム戦よりも良い形で守れたと思う。力強い形で守れたし、前に出る姿勢は素晴らしかった。
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アーセナル戦ではカウンターアタック
それも歴史の一部。これまでのアーセナル戦を振り返ればわかること。1997年の対戦で、私が決めたゴールのことを覚えているんだ。あの試合では、相手のCKからギグシー、カレル(ポボルスキー)、アンディ(コール)と繋がって私が決めた。
(2009年の)チャンピオンズリーグの一戦を覚えている人も多いだろう。ジー(パク・チソン)、クリスチアーノ(ロナウド)、ウェイン(ルーニー)が前線に走り出して決めたゴールだ。ワッザは、似たようなゴールを何度か決めているし、ジーも同じ。アーセナル戦でのカウンターアタックによる脅威は、クラブの歴史に刻まれている。
ルカクの右サイド起用
ロムは、ベルギー代表とエヴァートン時代にも同じポジションでプレーしている。数年前のアーセナル戦、それにワールドカップのブラジル戦でも同じ位置でプレーしていたので、我々もその戦術を使える。クロスを入れた時のポストでの彼の強さは誰もが知っているところ。今日の試合ではそういうプレーはなかったが、彼はボールを保持して、他の選手をプレーに絡めることができる。アレクシスのゴールに繋がったパスは素晴らしかった。もちろん、アレクシスのフィニッシュも素晴らしかった。
2点目にはショーが上手く絡んだ
彼はきっと今インタビューを受けているだろうね!(笑)。素晴らしかった。パニックを起こしてクリアーするのではなく、彼はボールを持ってインサイドに攻め、ロムのプレーをお膳立てした。素晴らしいプレーだった。
アレクシスは良くなる
自信が増せば、ピッチに立ちたくなるもの。練習にも力を入れ、ハードワークをするもの。それに自分を信じられるようになる。彼は最近ケガをしたので、65分から70分プレーする姿が見られて良かった。これからもっと良くなる。それは、彼もわかっていることだろう。
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ジェシーは大一番に強い
イングランド代表でも証明済みで、それはクラブでも一緒。彼は常にゴールに絡む選手で、彼を起用するのを躊躇うことはない。彼はクラブのシステムを経て今に至っている選手で、出場する意味を理解している。クラブの歴史を理解し、全てを理解している。彼は全員に愛されている選手だ。
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次ラウンドはホーム戦を希望
優勝候補の一角に勝てた。この大会で優勝するには、1試合か2試合で完全なパフォーマンスが必要になる。今日は素晴らしい内容だった。次のラウンドは、ホームでプレーしたい。ファンも素晴らしかった。試合終盤には、彼らの声しか聞こえなかった。きっとマンチェスターまでの帰り道も楽しんでくれるだろうね!
<元記事:スールシャール監督がアーセナル戦を総括@マンチェスター・ユナイテッド公式サイト>
お互い監督は変われども、アーセナルがユナイテッドのカウンターの餌食になるってのは変わらないわけだね。
2点目のゴールは本当に気持ちの良いぐらいのカウンターだった。ショーの持ち出し、ルカクの走り出し、そしてリンガードの止まってマーカーを引き剥がす動きからの落ち着いたトラップとタイミングをズラすシュート。
あんな気持ちの良いゴールをスタジアムで見れたらたまんないだろうな!
Comment
いつもの右サイドのリンガマタだと中に入ることがほとんどで右サイドの攻撃はSBの上がりで仕掛けることのみだったが今日右に入ったルカクは右からでも何とかしようという姿勢が見れたので良かった。
2点目に関してはルカクというよりもショーが左から右にボール運び続けてルカクへのスルーパスもしっかり通したところを褒めてあげたいかな。
あとはラッシュがまた小競り合いのときに頭を相手の頭に押し付けてたけど、前にレッドもらったんだからいい加減学べ。仮に味方で例えると一癖あるエレーラやヤングにそんなことしたら倒れる演技されてまたレッド貰い相手の思う壺。
スパーズとガナーズを撃破したシステムは、サイドバックが高い位置を取る競合相手にかなり有効ですね。中盤で数的不利になるリスクはありますが、厳しいプレスにもサイドに張ったWGに出せば回避できそうですし。
リバプールやシティ相手にどこまで通用するのか早く見てみたいですね。
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