ワンダーキッドがまた1人デビューなるか?
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プレミアリーグ17 Manchester Evening News, WBA, タヒス・チョン
リーグ戦での1位シティとの圧倒的な勝点差、そして3位リヴァプールとの差もキープしておりしかもリヴァプールは消化試合が1試合多い。そんな状況が若手デビューを後押しなるか?
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ジョゼ・モウリーニョ監督は1週間で2度目のエティハド・スタジアム訪問をする可能性があり、U-23の選手による”ミニ・ダービー”が行われる。
以前にもユナイテッド指揮官はリザーブを視察したことがあり、1年前にオールド・トラッフォードでの試合を視察後、その試合でハットトリックを達成したジョシュ・ハロップをファーストチームでデビューさせている。
そのため、ジョゼ・モウリーニョ監督が、シーズン終了前に新たな若手を昇格させる可能性があるだろうか?
シティがタイトルを獲得するかもしれないが、ユナイテッドは最終的に獲得可能な最大の勝点を獲得することを目指しており、残りを全勝すれば89ポイントに到達する。この数字はこれまでのうちの16シーズンでは、優勝するに十分だった勝点である。
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昨シーズンのシーズン終盤のような状況(ヨーロッパリーグを優先していた)、ユナイテッドはもう欧州の戦いも残っておらず、モウリーニョ監督は最強のスタメンを送り出し、アレクシス・サンチェス、ポール・ポグバらを毎試合起用することだろう。
だが、2つの要因が指揮官の心変わりをさせる可能性がある。
まず最初に、ユナイテッドは現在3位のリヴァプールに4ポイント差をつけており、しかも1試合残り試合が多く、4月が終わる前に2位を確定させられる可能性があるのだ。
また、5月19日に行われるFA杯決勝に駒を進めるかも知れず、そうなればモウリーニョ監督にはリーグ最終節のワトフォード戦で選手変更を加える言い訳が出来るわけである。
これは多くの若手選手にとって朗報であり、特にモウリーニョ監督ははシーズン終盤にアカデミー選手にチャンスを与えてきた歴史がある。
昨シーズンの最終節では、ジョエル・カストロ・ペレイラ、ディミトリ・ミッチェル、スコット・マクトミネイ、そしてはロップが先発のチャンスを与えられ、一方ではアンヘル・ゴメスが最後の数分間のプレー機会を与えられた。ゴメスはその時点でまだリザーブですらデビューを果たしていなかった。
もしモウリーニョ監督が1年越しにこれを実行すれば、多くのエキサイティングな期待の新人がシーズン終了前にチャンスを貰うことになるだろう。
ポルトガル人指揮官は定期的にアカデミーのトップであるニッキー・バットと連絡を取っており、DFロショーン・ウィリアムズ、MFザク・ディーンリー、MFジョシュア・ボーフイ、MFトシン・ケヒンデ、MFカラム・グリビン、MFマシュー・オロスンドらをファーストチームの練習に参加させるように求めている。また、マテヤ・コヴァルもファーストチームへのステップアップを果たしている選手の1人である。
今シーズンのマンチェスター・ユナイテッドのリザーブは不審を極めているにも関わらず、負傷から復帰後大きく成長を遂げているタヒス・チョンの進化っぷりが注目されており、チョンはユナイテッドで数少ない生粋のRWGの1人である。
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MFイーサン・ハミルトンがデビューに一歩近づき、FA杯のハダースフィールド戦で試合スカッド入りを果たした一方で、その前のラウンドのヨーヴィル・タウン戦では貪欲なゴメスが数分間のプレー機会を得ている。
その後、マクトミネイがブレイクを果たした。
1年前、マクトミネイはリザーブで当座を凌ぐためのFWとしてプレーしていたが、スコットは驚くようなシーズンを満喫しており、中盤心臓部でモウリーニョ監督のお気に入りになってセビージャ戦、チェルシー戦、リヴァプール戦で先発出場した。
マクトミネイはアカデミーで最初っから能力が高かった選手ではないが、ハードワークと先入観のなさを示しており、これが重要だったのだろう。そしてこれらは、ひょっとしたら、マーカス・ラッシュフォードの彗星のようなブレイクにインスピレーションを得たのかもしれない。
ラッシュフォードに関しては、モウリーニョ監督が就任以来彼以上にプレーしている選手はおらず、モウリーニョ監督はかつての「皮手を殺すモンスター」という評価を隅に追いやっている。
ハロップは以前、Manchester Evening Newsに次のようにデビュー時にモウリーニョ監督が助けてくれたことを明かしてくれている。
モウリーニョ監督は本当に私のデビューを助けてくれました。監督は私の隣りに座ると、「トライし、そして楽しんでこい」と言ってくれたのです。何故なら、私のキャリアにおいてこれはポジティブな一歩だったからです。
私は彼がチャンスを与えてくれ、デビューさせてくれたことで彼に多くの恩義があります。
ハロップは移籍してしまったかもしれないが、それでもモウリーニョ監督はユナイテッドが80年にも渡って守り続ける試合のスカッドに最低1名はアカデミー選手を含めるという信じられないような記録を守り続けており、これはモウリーニョ監督が就任した当初に途絶えてしまうかもしれないと心配されていたことだろう。
はてさて、次なるデビューを飾る選手は誰になることやら?
<元記事:Manchester United wonderkids could get first-team debuts@Manchester Evening News>
チョンは見たいなー。ここから頑張って連勝を続ければ、チャンピオンズリーグとの2足のわらじのリヴァプールとの差が広がるかもしれないし、そうなったら最後の3試合ぐらいは若手の「トライやる・ウィーク」に出来るかもしれない。
チョン、グリビン、ブーネン、ウィリアムズ、グリーンウッドとかみんなデビューしちゃったりするかもしれないw
Comment
焦ってはいけないんだと思いますけど、やっぱり期待の若手は早くみたいですね〜。
チョンは右でもできるのでかなり期待してます!
あとはグリビン、ブーネンなんかもみたいです。
アカデミー出身者ではリンガード、マクトミネイが今年活躍しましたね。
優勝目指しながら育成は難しいですが、どうしても期待しますね。
最後のコメントの「トライやる・ウィーク」って兵庫県の中学生の制度なんで関西以外の方にはわからないのでは・・・w
兵庫限定なんですか!
てっきり、関西圏ぐらいはやってるのかと思ってました。もともとは関東出身なので、とらいやる・ウィークの浸透度が分かりませんでした笑
すごいローカルなネタが出てきて驚きましたw
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