ファン・ハールの後釜の難しさを語る
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移籍情報16 Manchester Evening News, ジョゼ・モウリーニョ, ファンハール
ポルトガル人指揮官は5月にファン・ハールが解任された後で、マンチェスター・ユナイテッドの後任監督に就任された。
ジョゼ・モウリーニョ監督は、ユナイテッドの監督としてファン・ハールのやり方を踏襲することの難しさを認め、両者の考えが全く違ったものであるのが理由と説明。
ファン・ハールは今年の5月に、3年ぶりのタイトルとなったFA杯優勝を成し遂げたにもかかわらず、契約を1年残して解任された。
オランダ人監督の首はモウリーニョへとすげ替えられ、ポルトガル人監督はユナイテッドと3年の契約にサイン。両者は1997年から2000年までの間、バルセロナで一緒に仕事をしていた。
しかし、2人の近い関係性にもかかわらず、モウリーニョは両者の考えが全く違うためにファン・ハールの後釜は非常に難しいものだと認めた。
そして、モウリーニョは2年間ファン・ハールの下で指導を受けた選手たちを自分色に染めるのには時間が必要だと主張している。
モウリーニョ監督はBT Sportに対して次のように語った。
自分にとってこの仕事の難しい点は、ファン・ハール氏と自分が大きく違っているという事だ。自分のほうが良いと言ってるわけじゃない。違っていると言いたいんだ。
(2010年に)インテルの監督とバイエルン・ミュンヘンの監督としてチャンピオンズリーグ決勝を戦った時に、彼が両チームは全然違うと言っていたが、その彼のコメントは正しい。
チェルシーとユナイテッドの監督として対戦した時にもチームのカラーは違った。そして、彼の哲学のもとで2年指導を受けたチームを引き継いだ。我々のチームは今は機能的に幾つかの矛盾を抱えている。
選手は彼ら自身のアイデンティティを持っているが、ベストな選手というのは簡単に監督の哲学や信念を理解するものさ。
今、私は時間が必要だ。だが、我々に余分な時間などない。なので、我々はシーズン中に改善させる必要があるし、毎試合、そしてミスをする毎に改善しないといけないし、良いことは何度も繰り返して成長曲線を描かないといけないんだ。
モウリーニョ監督はリーグ戦16試合で9杯目を喫した12月にチェルシーから2度目となる解任をされた。
モウリーニョは現場から離れていた5ヶ月間の大半は出来るだけユナイテッドの試合を見て分析していたと明かした。
しかし、彼のやり方がオールド・トラッフォードで機能するのは、ファン・ハールから引き継いだ選手達が変化に順応できた場合に限ると主張。
プロセスは、一緒に働く前から選手たちを知ることだ。これは別に難しいことじゃない。この国で3年働いているし、週末にはテレビで試合が放映されているし、何度も敵として対戦している。
なので、基本的には選手について分かっている。わたしは12月から無職だった。試合を見て、チームを分析していたよ。
例えば、ユナイテッドについてできる限り知ろうとしたので、彼らがどうだったかを分かってるし、自分がどうしたいかも見えている。自分の望むチームにするためには何名かの選手の獲得が必要だったんだ。
今のところ、バレンシアが最も監督の交代をスムーズに受け入れられているというか、彼の好きなやり方がモウリーニョのやり方に合っているというか…。
モウリーニョイズムが出てくるのはまだまだこれからだと思うし、シーズンを通してどうやってチームが強くなっていくのか、どんなチームになっていくのか、楽しみだなー!!
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Comment
何の脅威もなく無駄にボールを回す癖やオフザボールでの果敢な動き出しの無さなどまだ選手たちには頭にも体にも残ってますしね。
ポグバが入ったとしても劇的に変わるわけではないし、徐々にそのいらない癖を取り除いていってほしいです。
これは時間がかかって当然ですね。
特にルーニーはもっと積極的になってほしいな。
横か後ろに流すプレーが多くなってきてるので
ミドルシュートやスルーパス、もっともっと狙ってほしい
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