バレンシアとマタを守るためのシステムと選手交代
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プレミアリーグ16 Manchester Evening News, アントニオ・バレンシア, フアン・マタ, ミドルスブラ
ジョゼ・モウリーニョ監督は、ミドルズブラ戦でアントニオ・バレンシアとフアン・マタをどうやって守り抜こうとしたのかを明らかに。
© Getty Images
モウリーニョ監督は、バレンシアをRSBではなく中盤のRWBで起用し、一方マタは69分にマルコス・ロホとの交代でピッチを後にしている。
そして、モウリーニョ監督は、3-1で勝利したのち、チェルシー戦、ロストフ戦、、ボロ戦と7日間で3試合をこなした疲労の影響に対して対応策を講じなけれなならなかったと主張した。
我々は多くの選手を変えた。我々はそうせざるを得なかったんだ。我々は我々のプレースタイルによってピッチに出て行った選手たちも守ろうとした。例えば、バレンシアはポジションを変えることで少しだけ彼を守ろうと試みた。100mをアップダウンする代わりに、50mのアップダウンで済むようにしたんだ。
私は、試合終盤に多くのCBを投入することで、CB達を守ろうと試みた。マタについては、ロストフ戦で90分プレーしていたので、60分で下げて守らねばならなかった。
ベンチにもうプレーできるMFがいなかったため、キャリックとフェライニは90分間プレーせざるを得なかった。我々にはもう他にMFがいなかったんだ。
こういう時にシステムをいじってでもファーストチームのスカッドでやり繰りするのがモウリーニョ流ってことかな。ファン・ハールだったら、下から手薄なポジションの選手を引っ張り上げるところだろうけど。
どっちもメリット、デメリットあると思う。緊急事態で若手を引っ張り上げると、若手がブレイクするチャンスにつながる一方で、結果が伴わない危険性もあるし、プレッシャーがかかる場面でデビューするってのは若手にしてみれば大変なことだし。
4CBでの6バックが、過密日程や選手の疲労を考慮した作戦だってのは一安心かな。ゴール前にバスを敷き詰める作戦はそれ程めちゃくちゃ有効ってわけじゃないし、攻めきって勝つってほうが個人的には好きなもんで。
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熟成したので感情の起伏を抑えられるんです
Comment
モウリーニョもローテーションに気を使ったり、フォーメーションを適材適所で変更したりと監督として成長しようという試みが見えて好感が上がりますね!
若手といえば、ヒホン戦でペレイラがアシストしてくれましたね。
左サイドで使われてるので、帰ってきたらどこで使うかという問題がありますが、セットプレーでプラスの存在になってくれると嬉しいですね
もう完全にマタは必要不可欠な選手って感じになってるのが少し嬉しいですね。60分越えてからの残り30分って選手にとって結構キツイですから、日程考えたら交代はありだと思いましたね。あのメンバーで鳥かごなんてできるわけないですし。ただ、試合しっかり締めるにはCBはやっぱり安定してないといけないので、PJやスモーリングには奮起してもらいたいところです。
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