騒ぐなキケン!ユニフォームも着ちゃダメ…?
マンチェスター・ユナイテッドは、木曜夜のヨーロッパリーグの試合のチケットを手にした1400名のサポーターに対し、オランダでは気を付けて行動してねと注意喚起した模様。
© Getty Images
ユナイテッドのサポーターはELのフェイエノールト戦の応援のためにロッテルダムへと乗り込むが、ここ何年かのオランダのフーリガンによるトラブルを考慮し、コンサバな格好で観戦するようにと警告されている。
その警告文に記された内容によれば、サポーターは衝突を回避するためにクラブのタオルマフラー(スカーフ)やシャツを着用することを避けるべきだとのことである。
その手紙には、「イギリス、そして現地人の両面から安全が懸念される」と書かれており、つまり通常のヨーロッパでのアウェイゲーム同様にピッチ近くの席のチケットは配られないという事を意味している。
また、サポーターは、チケットを注意して持つようにと言い渡されており、ロッテルダム中心部からフェイエノールト駅まではおよそ6kmほどの距離がある。
2012年、オランダ警察はアムステルダムでヨーロッパリーグのユナイテッド戦が行われる前に、76名のアヤックスサポーターを逮捕している。
ベルギーからやって来たアンデルレヒトのサポーターの一部も拘束されたことがあり、警察は催涙ガスとメリケンサックを押収した。
アヤックスとユナイテッドとのセカンドレグでは、マンチェスターに乗り込んだアヤックスサポーターが暴れ、花火を打ち上げ、バーのテーブルやイスを放り投げ、バーの玄関窓が壊されるという事件も起こっている。
同年、オランダの警察はシティとの対戦時にもアルムステルダムで衝突を起こしたサポーター達を逮捕している。
大半のユナイテッドサポーターは飛行機でアムステルダムまで飛び、そこからロッテルダムまでバスか電車で向かうことになるだろう。
ユナイテッドからの手紙にはこう書かれている。
あなたの安全のために、控えめな行動をすることが望ましい。そしてコンサバな格好で衝突が起こることを回避してください。
試合が終わり、全てのユナイテッドサポーターがスタジアムの外に出たら、1200名収容の特別列車が駅から出発します。この列車はロッテルダムとアムステルダムに停車します。
常にパスポートを携帯してください。これはオランダの法規要求です。欧州では現在テロの危険性が非常に高く、トラベル中の自身の安全とセキュリティーは自分で気にせねばなりません。
ロッテルダムに向かうサポーターはロッテルダムの駅隣りにあるBiergartenのファンゾーンを利用することを推奨されており、そこからはシャトルバスも提供される。
なお、試合後だいたい30分ぐらいはスタジアムに留まることになる模様。
ユナイテッドからのレターは、「最後にあなたがこのオランダへの旅をエンジョイできることを祈っていますし、サポートに感謝します」という一文で締めくくられている。
テロも怖いし、フーリガンも怖いし。下手したらここに難民問題も絡んでくる恐れもあるし。
1400名の超精鋭サポーターのみなさんの勇気とクラブへの愛に敬意を表します。
Comment
こういうのはビビリなので、
あまり過激なアウェイに行くのは普通に怖いです。
体格もみんなデカいし、言葉通じない。厳しい(-_-;)
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