FW補強の候補なら数いっぱい、夢いっぱい
マンチェスター・ユナイテッドは既にこの夏メンフィス・デパイを獲得しているが、ラダメル・ファルカオはモナコへ復帰し、ロビン・ファン・ペルシーもクラブを去ろうとしているため、ストライカー探しがファン・ハール監督の新たな優先事項になっている。
昨シーズンのファーストチームのFWトリオの中で唯一ウェイン・ルーニーだけがユナイテッドでプレミアリーグの開幕を迎えることになるため、ユナイテッドは今最低でも1人のストライカー確保を目指している。
金の面ではほとんど際限なしで補強を考えられるため、ファン・ハール監督は世界最高峰のストライカーをリストアップしている。ここに5人のユナイテッドのナンバー9候補の名前を挙げる。
ハリー・ケイン(トッテナム)
© Getty Images
4500万ポンド(約86億円)
スパーズで昨シーズン素晴らしいブレイクを果たしたケインはユナイテッドの獲得候補になっており、Daily Mailでは5月の時点で獲得について報じている。
ユナイテッドは4500万ポンド(約86億円)を支払らねばならないが、ホームグロウンルールが適用されるケインは今後10年に渡りユナイテッドの最前線をリードするポテンシャルを秘めている。
ケイン獲得にはリスクもあるが、金満なユナイテッドならリスクヘッジ可能であり、昨シーズン33ゴールを決めた21歳のケインはユナイテッドでも代表でもルーニーの理想的なパートナーである。
エディンソン・カバーニ(PSG)
5000万ポンド(約95億円)
ウルグアイ代表ストライカーはPSGでの起用法に不満を漏らしてから多くの欧州トップクラブから狙われている。
カバーニはおそらく最もユナイテッドが獲得する可能性が高いターゲットであるが、2013年に5560万ポンド(約106億円)で獲得したPSGが安価で放出するという意味では無い。
28歳のカバーニはイタリアとフランスでそのゴールセンスを証明しているが、不安が残るとすればコパアメリカのような大舞台でのプレーである。
ゴンサロ・イグアイン(ナポリ)
6700万ポンド(約128億円)
ナポリは売却条項の6700万ポンド(約128億円)を満足するオファーが届いた場合のみイグアインを売却するとスタンスを明確にしている。価格は非常に高額だが、ユナイテッドがその金額を支払う可能性はある。
アルゼンチン代表はレアル・マドリーや代表で非常に多くの経験を積んでおり、まだ年齢も27歳であるからキャリアハイはこれから訪れることだろう。
市場に他にビッグネームがいないことからイグアインは魅力的であり、イグアインのキャリアを通して示している高い決定力はオプションとして考えるべきである。
カリム・ベンゼマ(レアル)
4000万ポンド(約76億円)
先月ユナイテッドはベンゼマについてレアルに問い合わせており、売却対象外だと言われたがラファ・ベニテス新監督がどう考えるかによって今後方針が変わるかも知れない。
かつてリヴァプールやチェルシーで指揮を執ったベニテス監督はクリスティアーノ・ロナウドを9番の位置で起用することを考えており、ベンゼマが不要となれば4000万ポンド(約76億円)でユナイテッドに移籍することも起こり得る。
ベンゼマはレアルでディマリアと共にプレーしており、ベンゼマの加入が不振に苦しむアルゼンチン代表WGの復活の助けになるかも知れない。
トーマス・ミュラー(バイエルン)
6000万ポンド(約114億円)
ミュラーはバイエルンで幸せだと語ったが、ペップ・グァルディオラ監督との関係悪化が報じられており、かつての指揮官であるファン・ハール監督との再会を選択するかもしれない。
ドイツ代表は他の獲得候補よりも様々なポジションをこなせるが、必要経費も6000万ポンド(約114億円)と高価である。
25歳のミュラーはW杯のタイトルもチャンピオンズリーグも優勝しておりブンデスリーガは4度タイトルを獲得している経験豊富であり、ユナイテッドが再びプレミアリーグのタイトルを獲得する助けになるだろう。
個人的にはケインとルーニーの代表コンビが良い。そして行く行くはケインとウィルソンのコンビが代表とユナイテッドの最前線でコンビを組んでくれれば…。
イグアインがまだ27歳だということに驚き。
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