リオがブーツを脱ぐ
ユナイテッドの一時代を築いたDFリオ・ファーディナンドは36歳で現役引退を発表しました。
Ⓒ MANCHESTER UNITED
ユナイテッドに12年在籍したファーディナンドは、クラブ史上に残るCBとして最終ラインを守り続けた。ユナイテッドでは455試合に出場、8ゴールを記録。プレミアリーグ優勝6回、チャンピオンズリーグ優勝1回、FIFAクラブワールドカップ優勝1回、リーグカップ優勝2回に貢献し、2014年5月にユナイテッドを退団してQPRに移籍。
ファーディナンドは、引退発表の声明で、恩師サー・アレックス・ファーガソンへの感謝の言葉も。
プロフットボーラーとして18年プレーすることができ、今こそ愛する試合から身を退く適切な時期だと思っています。12歳の頃に、ペッカムのフレーリー・エステート周辺でフットボールを蹴り始めた当時、まさか自分が憧れたウェストハムでプレーし、リーズでキャプテンを任され、マンチェスター・ユナイテッドでチャンピオンズリーグ優勝を果たし、QPRで私が最初に師事したハリー・レドナップ監督の下、再び一緒にプレーできるなど、夢にも思いませんでした。
イングランド代表で81試合に出場できたことを、大いに誇りに思っています。一生忘れない、宝物のような思い出です。 選手としてのキャリアを始める若者には、師が必要になります。私にとっては、ブラックヒースの地区マネージャーだったデイヴ・グッドウィン、そしてウェストハムのユース監督だったトニー・カーが師にあたります。彼らのおかげで強い個性を持つことができ、それをキャリアを通じて持ち続けることができました。そのことについて、2人に感謝しています。
これまでに指導してくださったクリス・ラムジー、ハリー・レドナップ、デイヴィッド・オレアリー、デイヴィッド・モイーズ、そして何年にも渡り支えてくれたバックルームスタッフ、これまで一緒にプレーしてきた選手たちに感謝の気持ちを伝えたい。そして、ピッチ外でマネージメントしてくれたジェイミー・モレイリー、そしてマネージメント会社New Eraの皆にも御礼を言いたい。
マンチェスター・ユナイテッドでの12年間では、フットボールにおいて、子供の頃から夢見たすべてのことを叶えることができました。それもこれも、すべては、名将サー・アレックス・ファーガソンのおかげです。
監督の偉大な功績は、私たちをフットボーラーとして成長させてくれただけでなく、男として大きくさせてくれたことです。私の中では、監督は英国史上最も偉大な監督です。
先に旅立ったレベッカ、そして私のために献身的になってくれ、励まし、助言をくれた父と母を含む家族にも感謝しています。
そして、これまでにプレーしたすべてのクラブのファンの皆様に感謝しています。皆さんがいなければ、プロフェッショナルフットボールは存在しません。今後、土曜の午後に皆さんに会えなくなると思うと、さみしくなります。
<元記事:リオが現役引退を発表@マンチェスター・ユナイテッド公式サイト>
最愛の人を無くし、最後のシーズンはとても辛く、忘れられないシーズンになってしまったね。
お疲れ様でした。そしてありがとう。
これぞ守備のリーダーというプレーでした。カバーリングに長け、フィードに優れ、闘争心を露わにして周りを引っ張れる。リオのプレーを見て目に焼き付けたヤングユナイテッドの若手がきっと後をついで新たなユナイテッドの黄金時代を築いてくれるよ!
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コーチとして戻ってくれるなら、いつでもウェルカムです!
本当にお疲れ様でした。
本当CBで一番好きな選手だっただけにユナイテッドで最後まで見たかった。奥さんの事もあって色々大変だろうけどまたユナイテッドで見れたら嬉しいです。
お疲れ様です。まるで恐竜のようなリオとヴィダのセンターバックコンビはとても頼もしかったです。
今後はユナイテッドに帰ってくる?でも彼ならメディア出演やブランド経営とかの方が似合ってるのかなー?
知性と闘志とカリスマを備えた、本当に最高のセンターバックでした。
ゆっくりと心の傷を癒して、いつでも良いから、またウチに帰ってきて欲しい。心からそう思う。
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