狙われるチチャリート
マンチェスター・ユナイテッドのチチャリートことFWハビエル・エルナンデスはプレミアリーグのトッテナムやらリーガ・エスパニョーラのヴァレンシアから狙われている模様。
Sunday Mirrorによると、ヴァレンシアは新オーナーがチェルシーのFWフェルナンド・トーレスとユナイテッドのFWハビエル・チチャリートを狙っていると報道。
両FWはこの夏獲得可能な状況にあるとみられており、両者とも現在のクラブでインパクトを残せていないことから新しい挑戦に意欲的であると言われている。
チチャリートは152試合(うち69試合が途中出場)で59ゴールを記録しており、物凄いゴール奪取率であるにもかかわらず、今シーズンのリーグ戦ではわずか4試合の先発に終わっている。
ヴァレンシアはリーガでは8位で終えているため、欧州の大会には参加できない点は選手にとってマイナスだが、新オーナーとなったシンガポールの富豪ピーター・リム氏は両選手に相当な額の給料をオファーするとみられており、同時に両者にはレギュラーとしてプレー機会も与えるとみられており、これが移籍を決断させる要因になり得ることだろう。
一方、Football Direct Newsではプレミアリーグのトッテナムがオファーを準備していると伝えている。
ノースロンドンに位置するスパーズは昨夏もメキシコ代表FWの獲得に動いたが、新たにスパーズの監督に就任したポチェッティーノ監督が攻撃陣の駒を増やすことを望んでいるため26歳のチチャリート獲得に再着手したようである。
ソルダードとラメラがデビューシーズンにインパクトを残せなかったため、レヴィ会長はポチェッティーノ監督が要求する攻撃陣のテコ入れをバックアップしようとしている。
チチャリートはユナイテッドで出場すれば結構な割合でゴールを奪っているが、今シーズンのリーグ戦でわずか4試合しか先発出場が無かったことはチーム内の序列が下がっていることを表しており、チチャリートは現在ファン・ペルシー、ウェイン・ルーニー、ダニー・ウェルベックに次ぐ4番手という位置づけになっている。
就任するファン・ハールは自身の好むストライカーを加入させようとしており、それによってチチャリートは退団を許可されることになるだろう。
<元記事:Tottenham Line-Up Summer Bid for Man United Striker Javier Hernandez@Caughtoffside>
うーん、ファン・ハールはターン・オーバーについてはどうなんだろう。来季は欧州大会が無いからそこまでターン・オーバーしなくてもいいけど、控えの選手も積極的に使うんだったらチチャリートには残ってもらいたい。
基本ファン・ペルシーのCF起用一本で行くのであればチチャリートをこれ以上ベンチで腐らせておくのは本人のためにも勿体ないかなぁ。
ファンペルシーがシーズン通して負傷離脱しないでプレーするとも思えないからチャンスは来るような気もするんだけどね。
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Comment
プレミアリーグは欧州大会が無くても世界で最も試合数が多いリーグ、しかもウィンターブレイクも無いのでターンオーバーは勝ち上がるためにも必須条件になるかと思います。
なのでベンチ・ベンチ外問わず質の高い選手を残して欲しいところですかね。
しかし今年のチチャリート干され方を見ていると移籍願望を持つのも必然かと…(^_^;)チチャリートが移籍するのならチチャリートクラスで無くともある程度の実力を持った若いFWの獲得も考えなければいけなくなりますね(^_^;)
UFOさん、
リーグが20チームで構成されていて(ドイツ、フランスは18チーム、ポルトガルは16チーム)リーグ戦が多く、カップ戦もFA杯とキャピタルワンカップの2つありますからね。さらには年末年始が鬼のような過密日程ですからね。
良い時は変化を加えないのが勝負事のセオリーではありますが、ことプレミアリーグに関して言えば良い時でもあえて変化を加える(ターンオーバーする)ことが目先の勝利ではなくタイトルを目指す上で重要ですね。
それなのに今季のチチャリートは先発でほとんど使われなかったんですから移籍願望を持ったとしても本人を責めることはできないですよね。
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