6選手放出して4選手の獲得を狙う
マンチェスター・ユナイテッドのモイーズ監督は多忙な夏を迎えようとしており、オーナーは巨額の軍資金を用意してモイーズ監督をバックアップする。CaughtoffsideではCL出場権を獲得するかどうかにかかわらずモイーズにはスカッドを刷新するために1億5000万ポンド(約255億円)の補強費が用意されるとみているが、その一方で選手を獲得する前にUEFAのFFP(ファイナンシャル・フェア・プレー)ガイドラインを遵守するために選手の売却に努めなければならない。
モイーズ監督はイングランド代表若手FWダニー・ウェルベックが信頼できることから、控えのFWハビエル・エルナンデスを売却しても良いと考えており、同様に今後のモイーズ監督の長期的プランに含まれていないWGナニとアシュリー・ヤングへのオファーについても話を聞く準備が出来ている。
モイーズ監督は公には批判にさらされているMFトム・クレヴァリーを擁護しているものの適切なオファーが届けば考慮すると考えられており、ローン移籍中のMFアンデルソンについてもクラブが設定している800万ポンド(約14億円)の評価額に合致するオファーであれば完全移籍で放出するだろう。
日本代表MF香川真司はここ数週間印象的なプレーを見せているが、重要なことは最近のチャンピオンズリーグのオリンピアコス戦、バイエルン・ミュンヘン戦、そしてプレミアリーグのリヴァプール戦とマンチェスター・シティ戦のビッグゲームで先発起用されていない点である。2014年に入ってから先発起用されたのはリーグ戦の3試合のみであり、ドルトムントのクロップ監督が香川復帰を熱望していることからボルシア・ドルトムントへ戻ると考えられている。
ユナイテッドはバイエルン・ミュンヘンMFトニ・クロース獲得に向けて4000万ポンド(約68億円)のオファーを提示する準備を進めており、夏の時点でクロースの契約は残り1年となるが給料を巡ってバイエルンとクロースが新契約に合意できていないことからバイエルンはユナイテッドからのオファーを受け入れるのではないかと言われている。
モイーズ監督はDF陣を補強必須ポイントとみており、CBネマニャ・ビディッチだけでなくCBリオ・ファーディナンドやLSBパトリス・エブラもこの夏に退団するとみられていることから、DF3選手獲得のために巨額のオファーを提示することだろう。
実際、PJとクリス・スモーリングは本職ではないDHとSBの方がそれぞれマッチしていることからモイーズ監督はプリメイラ・リーガで印象的なプレーを披露しているCB2選手へのオファーを準備している。
ユナイテッドは2000万ポンド(約34億円)で今シーズン何度もスカウトを送り込んでいるベンフィカのCBエセキエル・ガライにオファーを提示すると言われており、同額の2000万ポンド(約34億円)でポルトの若手フランス人CBエリアキム・マンガラにもオファーを提示するだろう。
モイーズ監督は同様にサウサンプトンのまだ10代のLSBルーク・ショーにも関心を示しているのは周知の事実であり、18歳のショー獲得には3000万ポンド(約51億円)が必要になるなどと憶測が飛んでいるが、ユナイテッドは1500万ポンド(約25.5億円)のオファーに将来売却した場合に一定の額がサウサンプトンにも入るようにする契約を加え、さらに出場試合数と獲得タイトルによるボーナスを設定することでサウサンプトンが要求する額に合致できるようにするとみられている。
<元記事:Man Utd to Sell 6 Ahead of Move to Sign £95m Quartet@Caughtoffside>
ショーについては色々とオプションを組み合わせてセインツの納得できる額にしようとしているけど、チェルシーあたりならシンプルに3000万ポンドを積んできそうな気がするけどなぁ。ガライについては噂に上がり過ぎて本当に狙っているのかが良く分からないレベル。マンガラは年齢を考えると狙っているクラブが多いだろうし、この金額じゃちょっと獲得するのは厳しくない!?
Comment
あー、、
やっぱりチチャリートくんの放出は既定路線なんですかねー、、
赤の伝道師さん、
チチャはその得点能力の高さは疑いようがないため、他クラブからの人気の高さも尋常じゃないんでしょうね。
ただ、ユナイテッドからしてみればフォルラン、ジュゼッペ・ロッシの二の舞になりそうですね。
年齢や故障の多さを考えて、”エース”ペルシーがもしも退団を考えているならチチャを残してペルシーを本人の希望通りCLに出られる他クラブに移籍させるという手もあると思うんですが・・・。
自分のアバターを設定したい方はお問い合わせからユーザー登録希望の連絡をください。