[PL] 30節 ウエストハム戦

ベッカムが見に来た試合でベッカムの有名なゴールシーンを再現してみせるルーニー半端ない！

2013/14 ﾌﾟﾚﾐｱﾘｰｸﾞ30節(A)
	ウエストハム・ ユナイテッド	0	0-2	2		マンチェスター・ ユナイテッド
			0-0
得点		時間			得点
		8 33			ルーニー  ルーニー

ファンペルシーの離脱した前線にルーニーを一列上げ、トップ下が本職のマタをトップ下に。左には久々先発の香川、右にはヤング。中盤にフレッチ、そしてLSBにビュットナー、リヴァプール戦でビディッチが退場し、エヴァンスやスモーリングが離脱しているCBにはキャリックを起用。エブラは出場停止？それはCLだっけ？ミッドウィークにダービーがあるからかもしれない。

4分、右からのCKは弾かれたものの、そのこぼれを再び右からヤングがクロスを入れると中でフリーだったフェライニがどんぴしゃヘッダー！しかしこれはDFにかき出されてゴールならず。

そして7分、センターライン付近で相手とボールを競り合ったルーニーはボールに飛び込んだDFと体を入れ替えて前を向くと、そこから浮いたボールをダイレクトボレーでゴールに向けてシュート！アウト回転がかかったボールは前へ出ていたGKを飛び越し、ゴール手前でワンバウンドしてゴール！まるであの若かりし真ん中分けベッカムが決めた往年の名ゴールをなぞるようなゴール！

これにはたまたま家族と共に観戦に訪れていたベッカムもニヤニヤ。ベッカムが来ていると知ってか知らずか、こんなゴールをベッカムの目の前で決めちゃうあたりルーニーは器が違いすぎ。

スーパーなゴールが決まったユナイテッドはマタ、香川、ルーニーを中心にショートパスでポゼッションして攻め込む攻撃が機能。25分には中央を攻め上がったマタから左サイドを駆け上がった香川にボールが出て、香川が左足でシュートを打つもシュートはGK正面に飛んでしまいゴールとはいかず。

30分には左サイドに開いてボールを受けたルーニーからペナルティーエリア内の下がった位置でフリーになったマタにマイナスのグラウンダーパス。これを受けたマタが左足でシュートを放つもこれまたGK正面でゴールならず。

しかし33分、右からヤングが入れたクロスをDFがクリアミスして中に戻してしまうとそこにはちょうど詰めるために駆け込んできていたルーニーが。これを難なくルーニーが押し込んで追加点をゲット！

2-0としたことで後半の途中あたりからはやや流し気味の雰囲気が出てきて、チャンスの数は減少。77分～78分にはシティ戦を見据えてルーニー、マタを下げてチチャリート、ウェルベックを投入。特にチチャリートは頻繁に中盤まで戻ってボールを受け、エネルギッシュなプレーでチームを活性化。

81分には中盤でボールを奪ったウェルベックがそのままドリブルで持ち込んでカウンター。ウェルベックは自分の背後を回って追い越して行った香川にパスを出し、香川から最後はチチャリートへクロスが出たもののわずかに後ろにずれてしまいゴールにつながらず。

90分には中盤でボールを奪ったフェライニがそのままドリブルで持ち込み、最後はDFを緩急で交わしてペナ内にフリーで侵入したもののカバーで戻ったDFにシュートの直前につぶされてシュート打てず。笛も鳴らされず。

試合はこのまま2-0で終了し、ユナイテッドが勝利。相手がホームにも関わらず元気がなかったのと、やはりCLオリンピアコス戦の後、またシティとの大一番の前ということもあってユナイテッドのモチベーションも全体的には最高潮とはいかなかったものの、久々の起用となった選手を中心に頑張っていたし、オリンピアコス戦の勝利でチーム全体がいい雰囲気で試合をこなせている感じはあったかな。

いつもはダメ出ししかしてないビュットナーもこの試合では攻撃に偏重しすぎず、まずは守備ありきのプレーでチームに貢献。香川もマタと頻繁にポジションチェンジして、パス交換も多くまずまず。ただ、やっぱり結果が欲しかったかな。前半のシュートや後半のチチャへのラストパスあたりは結果に結びつけたかったところ。

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