[PL] 12節 カーディフ戦

そう易々と常勝軍団には戻れません。

2013/2014 イングランド　プレミアリーグ 第12節(A)
カーディフ	2	1-2	2	マンチェスター・ユナイテッド
		1-0
得点	時間			得点
キャンベル    キム	15 33 45 90+1			ルーニー ← ヴァレンシア    エブラ ← ルーニー(CK)

今週はミッドウィークにCLのレヴァークーゼン戦があるためちょっとメンバーを落としてきたユナイテッド。とは言ってもキャリックやファンペルシー、PJは負傷なのでそこまでガクっと落としてるわけではないんだけど。香川も代表戦で足を打撲したのが欠場の理由とのこと。

代表戦明け、しかもCL戦も待っているということで心身ともに万全な状態で挑むのが難しい谷間の様な試合。しかし、そういう試合を内容抜きに勝ってこそユナイテッド。ひたすら勝点3を積み上げてこそユナイテッド。と思っているんだけど、そのあたりが最近はどうもね。

序盤は中々ペースが掴めず、一進一退の中盤での攻防といった感じだったものの15分、相手DFがチチャリートのチェックにビビり、LSBへの横パスを出すもののこれをヴァレンシアがカット。ヴァレンシアはこれを中に送るとチチャリートへのボールがややズレたもののそれがルーニーに渡り、ルーニーはトラップしてから腰をひねってニアに蹴りこんでユナイテッドが先制！

崩したわけではないのにラッキーな形で先制点を奪ったユナイテッドはこれでカウンターを意識した試合展開に。

しかし、33分ユナイテッドのDFラインとCHラインの間で上手くボールを受けたMFマッチがDFライン裏へスルーパスを送るとこれを元ユナイテッドのキャンベルがエヴァンスに走り勝ってデヘアとの1vs1を制して同点・・・

このシーンではマッチがボールをフリーで受けられちゃったのが問題。そこにクレヴァリーもフェライニも行けてないし、二人ともスペースを消すという守備が出来ておらず、ボールを追いかける、ボールホルダーをつぶすことしか出来てない。キャリックが負傷してるのでこの組み合わせぐらいしか選択肢が無いってのはかなりな問題。

前半のうちに1-1に追いつかれちゃったユナイテッド。それでも45分、ルーニーのCKをニアに上手く走りこんだエブラがヘッダーをかまして再びユナイテッドが勝ち越し！良い時間帝に再びリードして前半を2-1で折り返し。

この日のヤヌザイは悪い意味で若さが出てた。ボールを持ち過ぎ、行くべきところと大事にするべきところの判断を間違い、空回り気味。後半に入ると存在感もなくなって67分にウェルベックと交代。

さらに73分にはチチャリートがギグスと交代。チチャリートもヤヌザイ同様あんまりパッとした感じでは無かったかな。彼が好きな裏抜けのボールも出ず、クロスも上がらずで、ちょっと可哀そうな感じもしたけど。それでもせっかくのリーグ戦先発のチャンスだっただけに活かしたかっただろうね。

主にセットプレーなどで何度も危ないシーンは作るものの最後の最後は相手のシュートミスやデヘアのど真ん中に飛ぶボールのおかげでリードを保っていたユナイテッド。しかし、90+2分にFKからキム・ボギョンにヘッダーを決められて土壇場で2-2の同点に・・・

その直後には左サイドのギグスからDFラインの裏に抜けたルーニーへと素晴らしいパスが渡りGKと1vs1になったものの、ここまでゴールから遠ざかっているウェルベックに気を使ったのか横パスを選択し、このパスの威力が弱くてDFがセーブ。最後の最後に決定的なチャンスを逃したユナイテッドは敵地で押しすぎる2-2ドローとなり、勝点2を獲り逃した格好に。

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