[PL] 29節 レディング戦

2012/2013 イングランド　プレミアリーグ 第29節(H)
マンチェスター・ユナイテッド	1	1-0	0	レディング
		0-0
得点	時間			得点
リオ → ルーニー	21

		20 ﾌｧﾝﾍﾟﾙｼ
18 ﾔﾝｸﾞ		10 ﾙｰﾆｰ				19 ｳｪﾙﾍﾞｯｸ
→16 ｷｬﾘｯｸ(74′)
		8 ｱﾝﾃﾞﾙｿﾝ		11 ｷﾞｸﾞｽ
		→26 香川(85′)
28 ﾋﾞｭｯﾄﾅｰ						12 ｽﾓｰﾘﾝｸﾞ
		15 ﾋﾞﾃﾞｨｯﾁ		5 ﾘｵ
		1 ﾃﾞﾍｱ

輝いたのは代表に復帰してテンション上がりまくりのベテランCB、リオ。


よほど約2年ぶりとなるイングランド代表復帰が嬉しかったのか、この日のリオは攻守に渡って大ハッスル。守備ではベテランらしい読みの深さ、正確さでインターセプトを連発。攻撃でも自らドリブルで持ち込んだり、素晴らしいフィードを出したりと代表戦のスタメンに向けて猛アピール。

現地時間17:30キックオフのこの試合の前に行われた、ランチタイムキックオフの試合でシティーがエヴァートンに0-2で敗戦。当然ユナイテッドはこの情報を知っていたはずで、相手も相手（直近5試合連敗中）だけにしっかりと勝点3を取っておきたい試合。

この日は代えのきかないエブラ、ラファエルの両SBはお休み。この前のチェルシー戦で両選手の疲労度が相当高いと判断したっぽく、ベンチにすら入れず。左SBには久しぶりのビュットナー、右SBにはスモーリング。CHには今季好調で大事なゲームに出ずっぱりのキャリックをベンチに置いてアンデルソン＆ギグスのレフティーコンビ。アタッカー陣はローテーションも考えた感じで、ウェルベックとヤングが両翼。

相手は最下位QPRについに勝点で並ばれたレディング、場所は夢の劇場っちゅーことでユナイテッドが試合を支配。というかボールは支配するものの、決定機は作れないまま時間が過ぎていくやや退屈なゲーム展開に。

そんな中、14分にリオがドリブルで自陣から敵陣に侵入すると逆サイドでフリーになっていたヤングに素晴らしいフィード。ヤングはじりじりと持ち込み、ファーサイドにシュート性のクロスのようなシュート。これは枠を捉えられず、中に詰めたペルシも触れず。

すると21分、リオが相手のパスを素早い出足でインターセプト。そのままの勢いで相手陣内をドリブル突破すると、寄せてきた相手のチェックに対してボールをちょこんと浮かして交わし、最後は倒れこみながら斜め前のルーニーへパス。ルーニーはトラップが浮いちゃったもののそれを思い切りよく振りぬきシュート！



シュートは相手DFでいい具合にディフレクトしてGKの頭を越すような軌道となってネットイン！リオの相手を混乱させるオーバーラップとルーニーの積極的な姿勢で先制点をゲットォー！



そのまま前半を1-0で折り返すと後半もユナイテッドペース。ちゅーか相手は降格がかかっているというのに1点とって同点にして勝点1だけでも絶対持って帰る！！みたいなギラギラ感ゼロ。これじゃこのまますんなりと降格していっちゃいそう。

59分には左サイドでライン際でキープしたヤングが内側を追い越していったビュットナーにパス。ビュットナーは縦に切り込んでシュートするものの最後はDFに詰められて枠を捉えきれず。結果が欲しいビュットナーは守備にやや粗い印象。足ごと刈るようなディフェンスでまるで茶のタックルを見ているようだったｗ



61分にはここ6試合ゴールが奪えず、ついにリバポのスアレスに3ゴール差もつけられて2位になっちゃったペルシがFK。ルーニーのフェイントで相手の壁を上手くバラかしたけどシュートがやや真ん中に行っちゃってGKがセーブ。アンデルソンは未だにGK前でワラワラ動いて邪魔するやつやってるしｗｗ



その後、ヤングが膝を痛めたみたいでキャリックと交代。ルーニーを左サイドに回してギグスをトップ下に。そして85分にはアンデルソンを下げて香川投入。香川がトップ下に入り、ギグスがキャリックとコンビを組んでCHに。香川は終了間際に右サイドでスモーリング、ウェルベックとの絡みで突破し、ゴールライン際からボックス内にクロス。これをペルシが裏に下がりながらジャンピングボレー（右足）！



惜しくもこれは枠を捉えきれず。結局このまま最小得失点差の1-0で勝利。内容はよくなかったけど、勝点3獲得が全て。これで残り9試合でシティとの勝点差は15にまで拡大っ！！もう優勝を早く決めちゃって～♪

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