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ユナイテッドには3バックが合わないことを1試合で証明するキャリック

ルベン・アモリム監督時代に常に投げかけられていた疑問、「ユナイテッドが3バックを捨てたらもっと良くなるだろうか?」この議論をマンチェスターダービーで一発回答する漢、それがマイケル・キャリックなんだよね。

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© Getty Images

ダレン・フレッチャーはバーンリー戦、ブライトン戦の2試合という短い暫定監督期間中に4バックに回帰し期待が見え始め、シティ戦でのユナイテッドの素晴らしいパフォーマンスは、殆どの人が思っていたように、ユナイテッドには別のフォーメーションの方が適していることを証明した。

アモリム監督は自身のシステムに固執していたが、ジェイソン・ウィルコックスTDとの不和が深刻化し、クラブ内の緊張が高まる中で解任された。

キャリック暫定監督は短い監督キャリアを通して4-2-3-1を採用しており、これは現在のチームに完璧にマッチしているシステムだ。選手たちは気負わず、良いスタートを切った。サポーターもこれに応え、ピッチの積極的なアプローチに大歓声を送って後押しした。

アモリム体制下のユナイテッドは、試合の入り方が余りにもスローペースだった。キャリック暫定監督はこの点を改善した。もちろんシティとのダービーなので普段よりもインテンシティーは高くなることは予想できるが、チームの姿勢はユナイテッドの試合の入り方を改善した。

キャリック暫定監督は生粋のCFを配置しない3トップを形成したが、この数試合のベンヤミン・シェシュコの調子を考慮するとリスクがあるようにも思えた。しかし、シティはドルグ、エンベウモ、アマドのスピード溢れ予想不可能な攻撃陣への対応に苦戦した。

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ブルーノ・フェルナンデスも最も得意とするポジションに戻った。ブルーノはサー・アレックス・ファーガソン時代以降で最高の補強選手であり、相手のゴール前で一番活躍し、多くのゴールとアシストを記録していた。しかし、アモリム監督のシステムでは1列低い位置で中盤を守った。

ブルーノはその深い位置での役割でも優れたパフォーマンスを発揮した。この事実は彼のクオリティーの高さを証明するものだが、相手ゴールに近い位置でプレーすることが最も彼の真価を発揮するのだ、と結論を出すのにコーチの資格は必要ないことだ。

キャリックのシステムではブルーノが最も危険なポジション、つまりFWの背後でプレーすることを可能にする。シティ戦の前半にはマルティネスからのロングパスで抜け出してゴールを決めたが、僅かにオフサイドの判定でゴールは取り消されてしまった。

フォーメーションはあらゆる点で向上し、ハーフタイム時には観客は拍手で選手たちを讃えていた。キャリックは好機を察知していたのであろう、60分過ぎにタッチライン際に下りてきていた。そしてエンベウモがプレッシャのかかる時間帯にぐうの音も出ない完ぺきなカウンターからゴールを決めてユナイテッドが先制した。

それは容赦のないカウンターアタックだった。ブルーノが前線にボールを運び、前方のFW陣を巧みにコントロールし、エンベウモがダイレクトにボールを蹴り込んで右隅に沈め切った。

アモリム監督時代だっがら、ユナイテッドは絶対に決められなかったであろうゴールだった。彼にシステムはこういったチャンスを生み出すことにほとんど役に立たなかった。実際、ほとんどチャンスを作れていなかった。

ユナイテッドは残り20分で8本のシュートを放ち、そのうち6本が枠内シュートだった。これはキャリック暫定監督と新たに加入したコーチ陣にとって大きな戦術的勝利を意味していた。

スティーブ・ホランド氏は素晴らしい活躍が期待されており、エンベウモのゴールシーンではキャリックと共に喜びを分かち合っていた。アモリム監督も2024年12月のダービーで2-1の勝利を収めているが、この勝利をもたらしたのはアマドの独力でのゲームチェンジであり、特定の選手の個に頼るものだった。

ダービーでのキャリック暫定監督による圧勝は、これまでとは一線を画すものだった。戦術的に成功したことで、監督を解任し、4バックを採用する監督を招聘したことの正当性を証明した。

結論:アモリム監督のシステムがユナイテッドの足を引っ張っていた。

<元記事:Michael Carrick ended Ruben Amorim debate with stunning Manchester United win@Manchester Evening News

エンベウモとアマドの共存どうすんの問題なんて言ってたけど、エンベウモをトップで起用してアマドをRWGで起用するパターンでも共存できましたっていうね。

しかもクーニャやマウントをベンチに置いてLWGに起用したドルグがゴール。個人的に物足りないと感じていた、逆サイドのクロスに反応してゴール前に入っていって決めるというパターンだったことも驚かされた。

ただ、4-2-3-1で1シーズン戦い抜くにはスカッドのポジション毎のバランスは良くないってのは変わらない事実だと思うから、キャリックのまま、あるいは他の監督にするにしても、4バックで戦うためのスカッド整理ってのは必要なんじゃないかな。

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