テン・ハフ前監督時代のホーム試合前ルーティーンを変更します
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プレミアリーグ Manchester Evening News
ルベン・アモリム監督は、マンチェスター・ユナイテッドのオールド・トラッフォードで試合が行われる際の試合前のルーティーンを変更した模様。

© Getty Images
ユナイテッドはかつてはホームゲームの際には市内のホテルに滞在していたが、エリック・テン・ハフ前監督がアヤックスからユナイテッド指揮官に就任するとルーティーンを変更。
テン・ハフ前監督は選手たちを試合キックオフの4時間前にオールド・トラッフォードに集合するようにルーティーンを変更。選手たちは自分の車で個々にスタジアムにやって来て、スタジアムで試合前の食事を楽しんだ。また、テン・ハフ前監督はオールド・トラッフォードのホスピタリティ・スイートルームを選手たちの試合前の待機ルームに変更した。
しかしながら、アモリム監督はこのルーティーンを廃止することを決め、選手たちはキャリントンにいったん集合し、練習場で一緒に食事を取った後でグループとしてオールド・トラッフォードに移動することとした。
ユナイテッドは、日曜日のアーセナル戦では午後2時45分にオールド・トラッフォードに到着する予定である。
アモリム監督は、この決定に関してMUTVで次のようにコメント。
オールド・トラッフォードに到着したときに、オールド・トラッフォードが試合の中心にならなきゃいけないと常に感じていますが、我々はそこで試合を4時間も待つことはできません。
キャリントンの設備なら試合当日の準備が出来ると感じますし、キャリントンでの準備後にオールド・トラッフォードに到着するとファンを感じますし、試合にダイレクトに入っていけます。ファンとのつながりの熱を失わないようにするためです。
試合前には選手たちのサインを貰い、一緒に写真を撮ろうとする大勢のサポーターがいるのは分かっているので、これまでと同じようにそういった対応はし続けます。
ファンからしても同じ経験になるでしょう。ですが、選手にとっては、スタジアムでの滞在時間が短くなることでファンとのつながりを感じて試合をより近く感じ、より良い環境になるでしょう。
ユナイテッドは新シーズンを前に5000万ポンド(約100億円)をかけてキャリントンを回収したことを明らかにしており、これがチームのパフォーマンスに良い影響を与えないはずがないとオマール・ベラダCEOもコメントしている。
<元記事:Manchester United announce U-turn on Erik ten Hag rule@Manchester Evening News>
昔は試合前日のホテルに誰が来なかったから明日出場しないのかも、みたいなチェックもやってたけど、当日スタジアムに個々人が来るまで乗り付けてくるのは今の時代っぽいっちゃあぽいんだけど、試合前の雰囲気としてはややカジュアルな印象。
グループとしての行動をさせることでパフォーマンス面でも連携だとか意思疎通がやりやすくなるみたいなこともあるかもしれない。


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