現時点でのカタール入国への道
公開日:
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2021-2022シーズン EHTERAZ, カタール
イングランドがコロナウイルスのレッドリスト国に指定している国への代表派遣を拒否していますが、現在カタールは日本のこともレッドリスト国に指定してます。そんな中、どうやってカタールへ渡航したのかってのをまとめました。
ちなみに、渡航時はカタールが日本をレッドリストじゃなくてイエローリストに分類されてました。その状況で、カタール入りに必要だったのがEHTERAZというサイトでフライト前に渡航許可のQRコードをゲットしなきゃならんのです。じゃないと、そもそもカタール行きの飛行機にも乗せてもらえないか、カタールについても入国出来ないリスクが。
そして、この手続きを進めるにあたって、カタールID(日本のマイナンバーみたいなもので、カタール人や在留外国人が保有)かビジネスビザを保有している必要があります。
今回、自分は海外赴任という理由なので会社を通じてスポンサーにビザ発行してもらいましたけど、来年のカタールW杯の時はどうすんだろ?カタールの文化・スポーツ省あたりが臨時のビザでもバンバン乱発するのかな?
そして、ビジネスビザに加えて、現状有名どころ(ファイザー、モデルナなど)のワクチン摂取をきちんと2回受け終わっている必要があります。
渡航許可を得るために現状アップロードが必須な書類が以下。
- パスポートのコピー
- ワクチン接種証明書(*1)
- PCR検査結果(*2)
*1 ワクチン接種証明書
ワクチン接種証明書は、日本のフォーマットがカタールに正式には認められていないため、アップしたものの一度NG喰らいまして。
「(欧州なんかで採用されている)QRコードつけい。それか、外務省/厚労省/カタール大使館のスタンプつけい。したらOKにしたる」と言われちゃったので、一部の公証役場で可能なワンストップサービスっていうサービスを使って外務省のスタンプをもらい、その後にカタール大使館でスタンプをもらいました。カタール大使館のスタンプ貰うために緊急事態宣言が出ている東京に2度も足を運ぶ羽目に。
*2 PCR検査結果
カタールが4病院(全部東京!)を指定しているので、そのうちの1つで受診。なお、渡航の72時間以内の結果じゃないといけないので、1度サイトでNG食らった関係で短期間で2度も受けることに。(会社の金だから良いけど、1回44,000円もします汗)
これらの書類が揃うのがPCR検査がボトルネックとなって出発のだいたい24時間ぐらい前なんですが、そこから書類をアップロードして許可が出る(QRコードがメールで送られてくる)かどうかが時間との戦い。なかなか結果が送られてこないので、途中でカタール保険省のホットラインに電話して早めてくれと直談判した結果、自分はフライトの4時間前ぐらいに出たけど、同僚はなんとフライトの1時間前という綱渡りもいいところでした。
そんなこんなで到着したら、空港で上述のQRコード、ワクチン接種証明書、PCR検査の陰性証明書のハードコピーを見せて無事に入国。
ただし、空港から出るのにあと1ステップが必要で、それはコロナのアプリ(これもEHTERAZって言います。日本のCOCOAアプリのちゃんとしたやつ)をインストールしてアクティベートすること。しかも、このアプリを実行するためには携帯番号が必要なんですが、それがカタールの番号(8桁)じゃないと無理なんです。日本の番号だと最初の0をとって10桁なので現地のSIM購入が必須。
だから、事前にSIMロックを解除しておくか、デュアルSIMモデルにするか、もう1台SIMなしスマホを用意しておく必要あり。ちゃんとアプリが起動するとQRコードが表示され、これが緑ならコロナ心配なしということで晴れて空港を出ることが出来ます。
まとめると、今回のカタール入りで大変だったところは2点。
- 日本のスタンプも押されていない紙っぺら1枚のワクチン接種証明書をカタールが認める形に持っていくところ。
- 全部の書類が揃ってから渡航許可QRコードを貰うまでの時間が少ない!
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