現実問題、選手をハッピーにするのは監督の仕事じゃない
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移籍情報20 Caughtoffside, セルヒオ・ロメロ, マルコス・ロホ
マンチェスター・ユナイテッドのオーレ・グンナー・スールシャール監督は、DFマルコス・ロホと控えGKセルヒオ・ロメロについて現実的な声明を出し、退団が近いと言われている中で、選手がハッピーでいるのかどうかは自分の主たる責務ではないとコメント。
© Getty Images
30歳のロホは2014年にスポルティング・リスボンから1800万ポンド(約24億円)でユナイテッドに加入したが、かれこれ6年も在籍しているにも関わらず、ロホはファーストチームのレギュラーとしての地位をついぞ確立することは無かった。
アルゼンチン人DFはユナイテッドでは計122試合にしか出場しておらず、昨シーズンの後半はエストゥディアンテスにローン移籍したことを考慮すれば、彼のユナイテッドでのキャリアは終わりを迎えようとしている。
他には、33歳のロメロは5年前にセリエAのサンプドリアからフリー移籍で加入し、これまでユナイテッドでは公式戦61試合に出場している。
お呼びとあればいつでも安定したパフォーマンスを披露してくれることからファンからの人気は高いが、昨シーズンのFA杯準決勝やヨーロッパリーグの準決勝では起用されなかったことから、オールド・トラフォードでのキャリアが終焉を迎えようとしていると考えられている。
今日の記者会見の場でリストラは必要かと質問されたスールシャール監督は、次のように答えた。
ご存知の通り、選手は勝てている時はハッピーなんだよ。私も相だ。彼らをハッピーな状態に保つのは私の仕事ではないんだ。それは彼ら自身のすべきことであり、私の仕事は結果を得るために選手を選ぶことだ。そして起用されるかどうかは選手次第であり、フィットした状態を保つこと、呼ばれた時のために準備をしておくことが必要だ。
ユナイテッドは現在ブライトン戦に向けた準備をしており、1-3で落としたクリスタル・パレスとのプレミアリーグ開幕戦を払拭する改善を目指している。
<元記事:Ole Gunnar Solskjaer issues no-nonsense statement on two outcast players@Caughtoffside>
ヘンダーソンを手元に残すっぽいし、ロメロはお役御免だろうね。流石にグラント枠(控えの控え)は受け入れないだろうし。
ロホはこれまでの怪我履歴を考えると、なかなかオファーはこないんじゃないかなー。1年のローン移籍ならリスク少ないけど、複数年の完全移籍で獲得するとなると彼のスペ体質がどうしてもネガティブな評価になっちゃうよねー。
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