フェルナンデスでも解決できない懸念されるパターン
公開日:
:
プレミアリーグ2021 Daily Express, ブルーノ・フェルナンデス
マンチェスター・ユナイテッドのMFブルーノ・フェルナンデスは国内のビッグマッチでは創造性溢れる輝きを放つことが出来ていない。
© Getty Images
ユナイテッドは日曜日のアンフィールドでアウェイゲームとして確実に1ポイントを獲得したが、オーレ・グンナー・スールシャール監督率いる赤い悪魔にとって望まない傾向が続いている。リヴァプールは2017年4月以来ホームで行われたプレミアリーグでは敗れておらず、今や68試合までその数字は伸びた。そのため、1ポイントを持ち帰れたことは満足いく結果だったと考えるべきだろう。
しかしながら、急場しのぎの守備陣だったリヴァプール相手にゴールを奪えなかった点は心配だ。
ファビーニョは生粋のCBのように見えたが、ジョーダン・ヘンダーソンはキャリアを通じてCBとしてプレーした経験は数えるほどしか無い。
ユナイテッドは何度かチャンスを作り、後半にはフェルナンデスとポール・ポグバがリヴァプールのGKアリソンにセーブを強いる場面も。
しかし、アウェイチームは再びトップ6相手にゴールを決めることが出来なかった。
アンフィールドでの試合はスコアレスドローに終わり、これでユナイテッドは今シーズンのビッグ6相手の公式戦6試合を戦ってまだ1ゴールしか奪えていない。
唯一のゴールは、トッテナムに1−6と完膚なきまでに叩きのめされた試合でフェルナンデスが決めたPKである。
ユナイテッドはリーグのアーセナル戦を0−1で落とし、チェルシー、マンチェスター・シティとの試合はどちらもスコアレスドローだった。
シティは今月始めのカラバオカップの準決勝では2−0でユナイテッドを下している。
フェルナンデスは2020年1月にユナイテッドに加入して以来、ユナイテッドのゴールとアシストを叩き出しまくっている。
たとえ15ゴールがPKによるものだったとしても、49試合に出場して27ゴールを決めているのは素晴らしいことに疑念の余地はない。
しかしながら、ポルトガル人は国内のビッグゲームでは違いを作り出すことすら出来ていない。
フェルナンデスはビッグ6相手の6試合全てに先発出場しているが、アシストすら決められておらず、スパーズ戦でPKを決めたに過ぎない。
ユナイテッドは今、ここ数年で一番プレミアリーグのタイトルに近づいている。
しばしば、ビッグゲームは相手にアドバンテージを与えないようにし、弱い相手に確実に勝利することに勝利スべきだと言われる。
だが、ユナイテッドのいわゆるトップ6相手の成績は、もっと改善しないとだめだ。
直接のライバルからポイントを奪うのは非情に重要なことであり、彼ら相手にゴールを決めるのは相手の守備に大きなダメージを与えることが出来る。
ユナイテッドは前者については出来ており、シティ、チェルシー、リヴァプールから1ポイントずつ奪った。
だが、現時点でユナイテッドはそれらの試合でゴールを決められておらず、フェルナンデスの影響力も含めて変えないといけない。
ファン・ハール時代はトップ6相手には強くて、逆に引きこもる相手にはポロポロと勝ち点落としてたっけなぁ。
なかなかどうして、上手いこと格下に確実に勝って、ビッグゲームもしっかりと勝つという両立ができないんだよなぁ。それが出来ていたらもっとガッツリ首位をキープ出来ているって話だけど。
ただ、今シーズンは混戦だから、ビッグゲームでは負けないようにして、あとは格下相手に確実に勝利していければ優勝出来るかもしれないなぁなんて思ったりもしているんだけど。1位が勝点100とかそういうシーズンだと無理だろうけど、今シーズンは一貫して安定して勝利できているチームがいないわけだし。
自分のアバターを設定したい方はお問い合わせからユーザー登録希望の連絡をください。