ユナイテッドはマルシャルの契約延長の準備
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移籍情報18 Guardian, アントニー・マルシャル
マンチェスター・ユナイテッドはアントニー・マルシャルと契約延長の交渉を行っており、その中で上層部はジョゼ・モウリーニョ監督が以前は放出にGOサインを出していたにも関わらず、マルシャルとの契約延長に賛成してくれると確信している模様。
© Andrew Yates/Reuters
マルシャルはモウリーニョ監督ものとでは不満を抱いており、オールド・トラッフォードでのキャリアに終止符を打つを考えられていた。モウリーニョ監督もマルシャルの退団を望んでおり、マルシャルの姿勢やチームへの貢献に疑問を投げかけていた。そのため、夏の移籍市場で移籍するだろうとみられていた。
そういう背景があり、ユナイテッドのマルシャルへの契約延長オファーは、クラブがこの夏に指揮官が必要としたCBの獲得を見送ったあとであり、モウリーニョ監督と上層部の間の緊張を一層高める可能性がある。
それでも上層部はモウリーニョ監督のマルシャルへのサポートに自信を持っている。そして、マルシャルの契約年数を延長させることは、ユナイテッド上層部は22歳のアタッカーがワールドクラスな選手に大成できるポテンシャルがあると高く評価していることを示している。そして、マルシャルが契約延長に合意してくれることを願っている。
モウリーニョ監督率いるユナイテッドは開幕からの3試合で2敗しており、先週のブライトン戦と月曜日にオールド・トラッフォードで行われたトッテナム戦である。トッテナム戦の敗戦後の記者会見では、モウリーニョ監督が嵐のような記者会見を行っており、ジャーナリストに向かって「リスペクト!リスペクト!」と連呼した。次に彼が公の場に出てくるのは、金曜日に行われるバーンリー戦を前にした記者会見であり、退団可能だと真逆のことを言っていたマルシャルのことについての質問が出ることだろう。
マルシャルの現在の契約は来年の夏までとなっているが、ユナイテッドは1年の契約延長オプションを持っており、2020年までとすることが可能だ。2015年のファン・ハール体制時にモナコから獲得した際、マルシャルの獲得には3600万ポンド(約52億円)を費やした。そして、契約に盛り込まれた様々なボーナス条項が有効になると、10代としては世界最高金額である5700万ポンド(約83億円)まで上昇する可能性がある。
上層部のマルシャルとの契約延長交渉は、モウリーニョ監督が補強に関してのコントロールを侵食されている更なる例を示すものなのかもしれない。ユナイテッドは、Observerが報じている通り、140年以上の歴史の中で初めてフットボール・ディレクターの役職を設けようとしている。
<元記事:Manchester United ready to extend Anthony Martial’s contract@The Guardian>
当然の流れとして、
「マルシャルがどうして契約延長するんだ?」
↓
「モウリーニョ監督がもうすぐ出ていくからじゃね?」
という憶測が出てきているようで。
仮にジダンが次の監督として話が進んでいるなら、同郷のマルシャルについては残留させるように要望する気がするしね。
でも個人的には55歳の指揮官の監督キャリアをかけたバウンスバックってのを見てみたい気がするけどな。モウリーニョ監督の2年目のジンクス(リーグ優勝)が破られたんなら、3年目のジンクスだって破ってもらいたい。
Comment
2年目のジンクスが破れたから3年目のジンクスも破られる。非常に上手い言い回しですね。
私個人としてもモウリーニョの人間性やカリスマ性には魅せられる物が多々有りますのでもう少し見守りたいですね。だからと言って過剰な擁護はしませんし間違っていれば批判もしますしモウリーニョが起因で組織が崩壊するのであれば解任派に回りますが。
モウリーニョのキャリアに限らずユナイテッドが組織として厳しいタスクに直面しているだろうけど数年後の大衆の認識としてモウリーニョ=名監督というままであって欲しいよね。
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