ダルミアンの移籍希望をモウリーニョ監督が認める【ただしネックは移籍金】
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移籍情報18 Manchester Evening News, インテル, ナポリ, マッテオ・ダルミアン, ユベントス
ジョゼ・モウリーニョ監督は、マッテオ・ダルミアンがマンチェスター・ユナイテッドからの退団を望んでいるが、クラブはまだ受け入れ可能なオファ-を受け取っていないと認めた。
© Getty Images
28歳はユナイテッドでの契約の最終シーズンに突入しているが、イタリアへの復帰を望んでおり、そんなダルミアンについてはユベントス、ナポリ、インテルが関心を示している。プレミアリーグの移籍期間は8月9日で閉まるが、ユナイテッドは海外へのクラブに対してであれば8月31日まで自由に選手を売却することが可能である。
だが、ダルミアンの状況は、アントニオ・バレンシアの負傷により複雑になっている。ユナイテッドの新キャプテンはふくらはぎの肉離れによりイングランドに戻っており、8月10日のレスター・シティとのプレミアリーグ開幕節では起用できない。一方、新加入のジオゴ・ダロトは9月まで離脱している。
ダルミアンは、ACミランとの試合ではバレンシアの不在を受けてアームバンドを巻いており、モウリーニョ監督はダルミアンがロッソネリでキャリアを始めたため、センチメンタルな理由で彼にキャプテンを任せたことと語った。
キャプテン?それは彼が私の下での2年間と私の前任のファン・ハール監督のもとでファンタスティックな人間だからだよ。
彼は常に自分の持っているものを出す準備をしているタイプの人間であり、ACミランで育ち、古巣との対戦だった。フレンドリーマッチでキャプテンになることな気分が良いことだからね。
マッテオはクラブを去りたがっており、選手が退団を希望し、適切なオファーが来れば、我々は人間として選手の願いを叶えてやろうとしなければいけないと考えているが、幾らでも良いというわけではない。そして、今のところ、我々がマッテオに関して受け取っているオファーは、我々の許容できる金額に近くすらない。
モウリーニョ監督は、バレンシアの穴を埋めるダルミアン以外の選択肢を欠いていることを認め、現在アシュリー・ヤング大先生とビクトル・リンデロフはW杯に参加したことで今もまだバカンス中である。
バレンシアは負傷している。そうだ、正しい。そして、彼はプレミアリーグ開幕戦でもまだ負傷している。ジオゴ・ダロトも同じく回復を目指す段階だ。彼もプレミアリーグ開幕には間に合わない。
アシュリー・ヤングはRSBでプレーする可能性があるが、今は休暇中だ。彼がチームに戻って出場可能な状態になろうとするのか、それともそのまま休暇を取るのかは私には分からない。
ビクトル・リンデロフも(SBでプレーする)可能性がある。彼は生粋のRSBではないが、可能性はある。彼は次の月曜日から練習を始める。ビクトルと一緒に練習させるためにマンチェスターに人を送り込む。つまり、彼がアメリカに来るってことは無いということだ。
なので、もしマッテオが去るならば、それは適切なオファーが来たということだし、もし彼が留まれば、それは彼が我々にとって重要な選手になるということだ。
<元記事:Manchester United transfer stance on Matteo Darmian confirmed@Manchester Evening News>
そっか。単にお別れ記念という意味合いだけじゃなく、ACミラン育ちってのが理由だったのか。なかなかオツなことしますな。
人として、プロフェッショナルとして、ピッチ外でのファンサービスとか素晴らしいのが好き。
ただ、RWGに生粋のWGがいないユナイテッドにおいて、RSBには単独突破できる攻撃力が必要とするからなぁ。
逆に凄いRWGを獲得できると、RSBはダルミアンでも良くなるかもしれないけど、まぁ、本人が移籍を望んでいるならそれが実現するのがきっと一番良いことなんだろうな。
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