後半にトドメを刺したヤング・ボーイズ戦を監督が振り返る
ジョゼ・モウリーニョ監督は、3-0で快勝したヤングボーイズとのチャンピオンズリーグ初戦の内容を高く評価した。
© Getty Images
特にユナイテッドデビューを飾ったジオゴ・ダロト、先発復帰したルーク・ショーの両SBを称賛。チームはキャプテンを務めたポール・ポグバが前半だけで2ゴール、後半は久々の先発出場となったアントニー・マルシャルが追加点を決めて快勝。
試合後BT Sport、会見で監督が語った内容は、以下の通り。
序盤苦しむも良いパフォーマンス
結果に満足している。立ち上がりが難しかったこと、25分まで試合をコントロールできなかった理由は分かっている。ヤング・ボーイズは、ディナモ・ザグレブ戦でも同様の展開を見せていた。このピッチを生かし、相手を苦しめる方法を彼らは理解している。ただ、ゴールが流れを変えた。そして我々が試合をコントロールしていた。初戦に勝つことが重要だったのだ。
ショーとダロト
ジオゴもルークも非常に良かった。チームの起点になっていた。素晴らしい動きで、前線でプレーし、良いクロスを上げ、アシストにも絡んだ。攻撃面だけではなく、守備も非常に良かった。
2人とも良かったが、ルークは在籍して数年になる。ジオゴは膝の手術を経てクラブデビューを果たした。良いパフォーマンスだった。彼のポテンシャルがわかったと思う。まだ19歳で、これから10年以上はマンチェスター・ユナイテッドでプレーできるDFだ。
ポグバのパフォーマンス
良かった。終盤に疲れを感じていたので交代させた。しかし、パフォーマンスは良かった。チームに良いペースを与えてくれた。ペースを上げ、ポゼッションを維持し、試合のテンポをコントロールしていた。
非常に良い形でゴールを決めていたし、PK成功は彼の気持ちの強さを証明している。たいてい、PKをミスして次に蹴る時には疑念を持つものだ。しかし、彼は一切不安を持たずに対応していた。
© Getty Images
人工芝
昨日、軽めの練習をしたのだが、足首と腰に痛みを感じていた選手もいた。慣れていない選手には簡単ではない。デュエルの際には恐怖もあったと思う。選手たちは、イングランドでの素晴らしい環境に慣れている。常に芝に水が撒いてある状態、もしくは雨で濡れているじょうたいにね。クラブがピッチに水を撒くことで、より美しいフットボールができる。
試合が終わった今だから言えるが、ベストクラブが競い合う大会の試合を人工芝で行なうことが理解できない。
© Getty Images
3連勝
ハーフタイム中、選手たちには3試合続けて2-0で前半を終えたことを説明した。バーンリー戦では勝負を決められなかったが、失点しなかった。ワトフォード戦では後半に失点して危うい展開になった。今日も同様の結果になっていたかもしれなかったが、選手たちが良い反応を示してくれて、3点目を取りにいってくれた。
2連敗後、アウェイで3連勝できたことに何よりも満足している。土曜はホームに戻っての試合だ。
強豪2チームとの対戦
今日の勝利は重要だった。おそらく、他チームもヤングボーイズ戦で勝ち点6を獲得するだろう。だからこそ、今日の試合で勝ち点を取りこぼさないことが重要だった。これからの3試合はユヴェントスとの連戦、そしてバレンシアと対戦する。勝ち上がるためには、彼らとの試合で勝ち点を取らないといけない。ただ、どちらのチームも強敵だ。
<元記事:ヤングボーイズ戦を総括@マンチェスター・ユナイテッド公式サイト>
若い両SBが幅をもたらし、ショーはPK奪取で貢献したし、ダロトもファーストチームデビューながら今後が楽しみなプレーを見せてくれたのが良かったな。しかも中央ではポグバが良い流れになりきらない時間帯に個の力で先制点を取ってチームを楽にしてくれた。かっこよかったぜ、キャプテン!
公式サイトのゴールシーン動画→こちら
なお、たまたま見ていなかったのか、ピッチに乱入したファンがいた模様。イブラヒモビッチのユニフォームを着て、ブーンしていたっぽい笑
© Getty Images
© Getty Images
自分のアバターを設定したい方はお問い合わせからユーザー登録希望の連絡をください。