今やカラバオカップの試合は全く新しい意味を持った試合に
土曜日にウルブス相手に引き分けた試合後、選手たちのパフォーマンスについて不満を語ったのはジョゼ・モウリーニョ監督の試合内容に関するフラストレーションを示す表れだった。
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ジョゼ・モウリーニョ監督はシーズン最初のポール・ポグバの意味深な行動以来、公の場でメディアからの矢面に立とうと試みているが、彼がオールド・トラッフォードで目の当たりにしたものは彼をもとに戻してしまうに十分だった。
相対したウルブスは、勝ち点1に相応しかったよ。何故なら彼らはW杯決勝のようにプレーしていたんだからね。
私が自分のチームに毎試合求めている姿勢であり、我々に欠けていたものでもある。彼らはそういう姿勢で挑み、我々には無かった。
ユナイテッドの錆びついたパフォーマンスは、まだ証拠が足りないともし言うのならば、今シーズンのタイトルレースにユナイテッドが加われないことを示す更なる証拠になる。
改善されたパフォーマンスでバーンリー、ワトフォードに勝利したユナイテッドは、26年間で最悪なスタートとなった今季の序盤は不運な出来事であったと証明するまたとないチャンスだった。
だが、再びここ数年よく見られる体たらくなプレーを示し、ユナイテッドは弱点をさらけ出した。選手たちのプレーからはW杯決勝でプレーしているような姿は全く見られず、唯一ダビド・デ・ヘアだけがシーズン3敗目を防ぐ活躍を見せた。
ユナイテッドは今や首位のリヴァプールと8ポイント差であり、火曜日のダービー・カウンティとのカラバオカップとの試合が彼らにとって重要なものになった。
ユナイテッドは、下位リーグ相手に無様なプレーをやらかさずに成功への道筋を示し、イングランドで2番目のカップを制する可能性を残すことがモウリーニョ監督にとって復活の最高のシナリオだ。
オールド・トラッフォードはアーセナルとチェルシーがタイトルを争っていた2003年から2006年まで危機的な状況にあったが、ピッチ上での問題については少なくとも今も同じだ。
カーリングカップで2006年にトロフィーを掲げたガリー・ネビルは、劣勢に立たされている時代にトロフィーを獲得することの重要性をよく分かっている1人である。
振り返るんだ、2006年のカーリングカップ優勝を。我々が4-0でウィガンを下したのは、私がキャプテンとして初めてあげた勝利だった。クラブにとって、あれは非常に大きな勝利だった。
あの成功が、ウェイン・ルーニーのような若手に教えてくれたんだ。彼はあれが最初のトロフィーだったよ。そんな彼みたいな若手に、この優勝は勝利することを教えてくれたんだ。
表彰台は麻薬だよ。首にメダルを掛けられ、カップを掲げてスタジアムを走ることは病み付きになるんだ。
モウリーニョ監督の土曜日のコメントからは、選手たちからギラギラしたものが失われていることを感じさせた。
ユナイテッドがトロフィーを掲げた2017年から長い時間が経ったように感じる。しかし、モウリーニョ監督の最初のシーズンの推進力になったズラタン・イブラヒモビッチが去ってしまったのは残念なことだが、今のスカッドがW杯を制するような姿勢を取り戻して新たなリスタートを切ることが、プレミアリーグのタイトル争いが出来るようになるためには必要である。
正直、プレミアリーグかチャンピオンズリーグのタイトルが欲しいのよ。
無いよりはなにかタイトルがあったほうが良いんだろうけど、シーズン開幕1ヶ月とかで今シーズンの狙えそうなタイトルがもう国内のカップ戦ぐらいしか残っていないとか、そんなのガッカリ以外の何物でもないわけで。
守備陣が心もとないから、それを補うために守備陣の前に蓋をする役割としてフェライニが必要だってのも1つのアプローチではあるんだろうけど、逆に守備陣が期待できないなら攻撃に振り切っちゃってオールド・トラッフォードでは毎回バカ試合して玉砕上等ってのもアプローチとしてはあるんだよね。
それをやった結果、勝ち点ポロポロ落とせば今の「攻撃しろよ!」って意見もまた変わってくるかもしれない。ファギー退任以降、ホームでも攻撃的に攻めきるって試合があまりにも少なくて、禁断症状が出ちゃってるのかもしんないね。
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