スモーリングのロシア行きの可能性は消滅?
ガレス・サウスゲート監督は、マンチェスター・ユナイテッドのCBフィル・ジョーンズをW杯のメンバーに選ぶことを保証しているが、CBクリス・スモーリング前大統領のイングランド代表キャリアは事実上終了となった模様。これはだめかも分からんね。
© Getty Images
ジョーンズは、負傷により先月の試合を欠場しており、最新のイングランド代表メンバーからも外れている。
ジョーンズ不在の中、サウスゲート監督はジェームス・ターコウスキーとアルフィー・モーソンを来たるオランダ代表、イタリア代表との親善試合のメンバーに選出。しかし、サウスゲート監督はジョーンズをロシアで行われるW杯のメンバーに考えていると名指しでコメントしている。
しかしながら、この夏のメンバー入りを争う選手たちのリストからスモーリングを外すという決断は、今のスモーリングがどれほどプランに含まれていないのかを表すものである。
このスカッドにいない選手の中にも、我々の考えに入っている選手がいる。特に3選手、今も負傷からの回復を目指している(ファビアン・)デルフ、ジョーンズ、(ルーベン・)ロフタス=チークは、同じように復帰を目指すハリー(・ケイン)同様にプレーするだろう。
この4選手は我々の構想に入るだろう。
サウスゲート監督は今シーズン序盤に、スモーリングの後方からの組み立てに加わる能力について疑問を投げかけている。
監督は、11月に次のようにコメントしている。
私は非常にクリスをリスペクトしているよ。彼はビッグクラブでプレーしている選手だ。
我々は、確かな方法でプレーしたいと考えており、そのための選手を選びたいと考えている。そして、私は代表が守備からボールを繋ぎ、確かなやり方でビルドアップするところを見たい。
そして、それこそが私の狙うスタイルだ。私は、クリスが何を出来るかは分かっている。
これに対し、ユナイテッドのDFからは驚くべき反応が返ってきた。
トップのDFが必要とされるあらゆる能力を持ち合わせていなければ、世界で最も大きなクラブの1つでプレーすることなんか出来ないですし、殆どのトロフィーだって獲得できないですし、チャンピオンズリーグに出ることだってできませんよ。
だが、サウスゲート監督は先週の2-1でユナイテッドがリヴァプールに勝利した試合を観戦していたにもかかわらず、ユナイテッド守備陣で選出されたのはこの試合でLSBでプレーしたアシュリー・ヤングだった。
イングランドってW杯とかユーロの本番になると、決定力不足を露呈してロースコアな試合ばかりで勝ち抜けずってイメージがあるから、そういう意味でも、守備陣にも攻撃時の貢献が求められるってのは分かる。今の世間の流れからしてもそうだしね。
あとはやっぱりスモーリングは競り合い時の手の使い方が気になるんだよね。プレミアリーグ仕様だと、お咎め無しが多いけど。代表じゃ、そうならないこともあるだろうし、そうなると守備時の良さも消えかねないし。
ただ、期待しているジョーンズがW杯の頃もやっぱり負傷離脱していて、急きょスモーリングが呼ばれるなんてパターンもあり得る気がする。
ちなみに今回ユナイテッドから他に呼ばれたのは、リンガードとラッシュフォード。
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Comment
スモーリングは厳しいですよね…
あと、ヤング兄さんも今回選ばれてるみたいです
ヤングについては記事で書いてありましたね。見落としてました。W杯ではユナイテッドの選手がいるチームは全部応援します!だからできるだけ選ばれてほしいですね。ただ、怪我だけはやめてもらいたい…
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