降格圏に沈む相手との典型的な試合だったとモウリーニョ談
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プレミアリーグ16 サンダーランド, ジョゼ・モウリーニョ, 公式
ジョゼ・モウリーニョ監督は、前半終了間際に一人少なくなったサンダーランドを相手に、ズラタン・イブラヒモビッチ、ヘンリク・ムヒタリアン、マーカス・ラッシュフォードのゴールによりマンチェスター・ユナイテッドが3-0で勝利した試合に満足感を示した。
© MANCHESTER UNITED
モウリーニョ監督が試合後 #MUTV にコメント:「序盤からアグレッシブとは言い難かったが、試合をコントロールし楽に勝てた。決して素晴らしいパフォーマンスだったわけではないが、楽に勝てた」 #MUFC https://t.co/PnQibWViJ2
— マンチェスター・ユナイテッド (@ManUtd_JP) 2017年4月9日
監督が試合後MUTV、Sky Sports、BBC Sportsに次のように語った。
良い勝利
結果は良かった。昨日マンチェスター・シティーとリヴァプールが勝利した結果に抗う形だ。まるで相手に「YesかNo」かを迫られているような状況だったが、我々は「Yes」という答えを出した。良い内容で勝ち点3を獲れた。苦しい状況にいる相手との試合で、これはノーマルなこと。相手よりも先に点を決められれば、彼らが反応するのは難しくなる。彼らからはネガティブな感覚も見て取れる。降格が近づいているチームから感じられるものだ。
試合の熱量を考えれば、序盤からアグレッシブだったとは言えない。しかし、コントロールし続け楽な展開だった。苦しいチームとの試合で先に点を取れば、勝負は決まったようなもの。後半、相手が10人の状況で2点目を決めれば勝利は固い。素晴らしいパフォーマンスではなかったが、楽に勝てた試合だ。
ショーの出来に満足
ショーを代えたのはイエローカードを受けていたということと、観客からのプレッシャーによる影響を考慮してのこと。彼を守るためでもあったし、60分ミス無しで良いパフォーマンスを見られて良かった。彼には非常に満足している。
ズラタンのゴール
0-0の時はオープンな展開だった。危険なシーンもなくコントロールできていた。コンパクトで堅いプレーができていたので、均衡を破る選手が必要だった。どのチームにも、そういう選手が何人かはいる。それをズラタンがやってくれた。チームにとって重要で、彼にとってもまたゴール数が増えた(今季28ゴール目)。試合をコントロールできたと感じたよ。晴天の下、落ち着いた雰囲気でプレーできた。
10人=常に簡単とは限らない
10人になっても負けていない状況なら、スペースをなくし、より守備的になれる。もし負けていれば、攻撃的なプレーをしてくる。相手が一人少ない状況で、よりスペースが開いていれば、たいていは勝てる。
2点目のタイミングは完璧
選手たちには後半に勝負を決める必要があると伝えた。試合をコントロールできていたが、相手を精神的にやっつけるゴールが必要だった。だが、後半開始から1分以内に決まるとは思っていなかった。流れの中で決まるものと思っていたが、即座に決まり、勝負も決まった。
<元記事:ジョゼがサンダーランド戦を総括@マンチェスター・ユナイテッド公式サイト>
オープンな展開から先制点をもたらしたズラタン、重要だった2点目を後半立ち上がりという最高のタイミングで決めたムヒタリアン。
つまりユナイテッドに必要なのはこういったタレントってことなのかな。あるいは、ズラタンやムヒタリアンから学んだリンガード、ラッシュフォード、マルシャルがそういったレベルのタレントに成長することが重要。
ショーも、色んな経験や、他の選手のプレーを見て成長を続けて、今日みたいなパフォーマンスを継続してもらいたい。あとは、余計なイエローカードを貰ってその後のプレーを難しくしないことだね。
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