ラッシュフォードを先発させなかったのはミスと認める

ジョゼ・モウリーニョ監督はマンチェスター・ダービーでマーカス・ラッシュフォードを先発させなかったのはミスだったと認め、木曜日にオランダで行われるフェイエノールト戦では今シーズン初の先発出場のチャンスを与えるとコメント。

© Getty Images

モウリーニョ監督は、シティ戦敗北の心理的ダメージを負ったチームに変更を加えようとしており、好調を維持する18歳はヨーロッパリーグの試合でモウリーニョが変更を加えるスタメンの1人になるだろう。

モウリーニョ監督は、ハル戦で劇的決勝ゴールを決め、そしてイングランドU-21デビュー戦でハットトリックを達成したラッシュフォード先発待望論に耳を貸さず、その代わりに両者とも1ヶ月以上フル出場から遠ざかっていたヘンリク・ムヒタリアンとジェシー・リンガードを起用した。

両者は完全にプレースピードを欠き、タッチも少なく、モウリーニョ監督はハーフタイムで２人とも下げてラッシュフォードとアンデル・エレーラを入れざるを得なかった。そして、交代でピッチに入った両名はすぐにチームを改善させた。

モウリーニョ監督は、この夏2600万ポンド(約35億円)で獲得したムヒタリアンと、FA杯決勝のヒーローとなったリンガードを、他の選手同様この試合のプレッシャーに対応できなかったとして批判。そして、マンチェスター生まれとして唯一ピッチに立ったラッシュフォードは、他の年齢を重ねた選手や、経験を持った選手よりも自身のキャラクターを示していた。

おっしゃる通り。

次のビッグゲームはフェイエノールト戦であり、彼はそこでプレーするだろう。彼については完璧に信頼している。彼の将来は明るいと確信しているよ。

彼は9番の選手であり、彼を違ったポジション(WG)で起用したいなら、彼に学ばせる必要があるし、彼を向上させないといけない。だが、彼には大きなパーソナリティーが備わっている。

通常、人々は選手のフットボーラーとしての能力に目を向けるが、このレベルではパーソナリティーが非常に、物凄く非常に重要であり、彼は昨シーズンそういう気概を見せたが、この試合でも直ぐに見せてくれた。彼は後半、我々が必要としていたものをもたらしてくれた。だが、それは前半のミキやリンガードからは見られなかった。

モウリーニョ監督は選手たちに対し、評価よりもフォームを優先してメンバーを選考すると警告。選手たちはポジションについて心配すべきかと問われた指揮官は次のように返答。

フェイエノールト戦で何名かがプレーするかどうかという質問なら、答えはノーだ。それは選手たちに対するペナルティーではない。パフォーマンスによってのみ、私はチームの先発メンバーを決断する。なので、もちろん他の選手たちもプレーすることになる。

時に、選手は監督を失望させる。それは彼らのせいか？それとも私自身のせいか？それは私のミスなんだよ。なぜなら私は監督であり、メンバーを決めたのは私だ。

選手の何人かはこの試合の重み、世間での注目、ダービーという特殊性を感じてしまった。それらは経験の無かったことだ。ラッシュフォードは後半出場し、まるでU-18でサルフォード・シティ相手にプレーしているようにプレーしていたよ。

選手らがどういった反応をするかは誰にもわからない。特に、まだ良く分かりあえていないときはね。何か月か過ぎて初めて分かって来るものだから、彼らを本当に理解するにはまだ早すぎるんだ。だが、たぶん次のビッグゲームでは、誰がプレッシャーに打ち勝てるかを分かるんじゃないかな。

＜元記事：Jose Mourinho admits derby mistake over Marcus Rashford: He will start in Europa League＠Daily Express＞

チェルシー戦でも凄いゴールを決めたし、昨シーズンのダービーではトップ下で相手のヤヤを消す働きをしたし、FA杯決勝やコミュニティーシールドでもゴールを決めていたからリンガードはそういう大舞台に強いのかと思ったんだけどね。さすがに今回のダービーは、メディアでもガンガン監督同士の因縁や、全勝対決を煽っていたし、友人ポグバとの共演もあったから気持ちが空まわっちゃったのかな。

ムヒタリアンは、ボーンマス、ハル、サウサンプトンとの試合とのギャップに面食らったという面があったのかもしれない。失敗は失敗として、過去の自分に打ち勝つ試練だと思って成長につなげてもらいたい。

ねだるな、勝ち取れ、さすれば与えられん！

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