フォス・メンサーは経験に学ぶ
ティモシー・フォス・メンサーは、ウェンブリー・スタジアムでのFA杯準決勝のエヴァートン戦でプレーしたことは特別な体験だったとコメント。
もしメンサーがロス・バークリーへのファウルで与えたPKでエヴァートンが得点していたら、感想も違うものになっていたかもしれないが、ダビド・デ・ヘアがPKをセーブし、ユナイテッド陣営に安堵をもたらした。誰よりも喜んだのはフォス・メンサーだが、この試合でも彼は持てる才能をいかんなく発揮。
ManUtd.comが試合後に話を聞いたときにはまだ興奮状態だったフォス・メンサー。ファーストチームに昇格してからのこの数ヶ月間の充実した体験を基盤に、今後も成長を続けていきたいと抱負を語った。
特別な体験だった。偉大なスタジアムで、雰囲気も最高だった。このスタジアムでプレーするのは本当に特別なことだ。
収穫の多い数週間だった。でもまだまだたくさん学ぶことがあるし、それが僕がいまやるべきことだ。学び続けて、常に上を目指して選手として成長すること、そして毎日ハードにトレーニングすること。
クリーンシート数でユナイテッドがリーグナンバー1につけたのには彼も貢献しているが、フォス・メンサーは、クリス・スモーリングとデイリー・ブリントのCBコンビと、GKデ・ヘアが傑出したパフォーマンスを維持していることこそがキーだと語る。
クリスとデイリーは僕ともよくコミュニケーションをとってくれるんだ。みんな素晴らしいよ。もちろんダビドもね。彼は最高のGKだ。土曜の試合でも彼のセービングが僕らを救ってくれた。デイリーとクリスのコンビネーションや、互いが自分の持ち味を出し合っているところが絶妙だ。彼らはすごいコンビだ。
僕はSBでプレーするのが好きだけれど、監督が望むならどこだってやるよ。与えられたポジションで全力を尽くすだけだ。
ジェシー・リンガードは準決勝戦の前に、フォス・メンサーやアントニー・マルシャル、マーカス・ラッシュフォードらがいかに大胆不敵かと話していた。メンサーもそれには同意するが、経験豊富な先輩プレーヤーからのサポートがあってこそだと付け加え。
自信の問題だと思う。どの選手もいつも通りの自分たちのフットボールをしようとしている。みんな懸命に取り組んでいる。もちろん僕もだ。学びたいことがたくさんあるし、吸収できるよう常にオープンにしている。常に全力で、コーチたちやルーニー、キャリック、クリスやデイリーら先輩選手の言うことを聞くようにしている。みんなの言うことを吸収して、そこから何かできるようにしているんだ。
先輩たちはピッチ上で何をすべきか教えてくれる。この状況ではどこに立っていたほうがいいとか、いろいろなことだ。ものすごくためになるよ。
アクション満載の彼のパフォーマンスにユナイテッドのファンも興奮している。そんなサポーターのリアクションを見るのも素晴らしい気分だと語るフォスメンサーはしかし、まだこれからだと強調。
ファンのリアクションを見るのはうれしいよ。だけどまだまだだ。舞い上がったりしないで、試合ではいつものプレーをして、自分のゲームにしっかり集中するようがんばるよ。
<元記事:経験から学ぶフォスメンサー @マンチェスター・ユナイテッド公式サイト>
将来的にはSBじゃないポジションでプレーしてそうだけど、今のユナイテッドにとって肉体系SBは貴重だし、本人にしてみても今のSBでの経験は今後のキャリアに活かせるはず。
フォス・メンサーにSBをやらしたのはファン・ハール監督の判断みたいだし、この点は監督の決断を支持。
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Comment
君が居るから、僕達はポグバが恋しくならなくて済みそうだよ!
今のユナイテッドは、中盤にファイターが居ないので、欲を言えば中盤の底とかで見たいですね!
PKを与えたシーンよりも試合開始直後のルカクへのあの対応のほうが個人的に頂けなかった。
ちょっとうっかりミスをしちゃうタイプかなぁと思ったりもするが彼は試合に出れば出るほど絶対に成長してくれる器だとも思ってます。
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