監督が用心深すぎるとか、WBA戦で見えた5つのこと
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プレミアリーグ15 Manchester Evening News, ファンハール, マタ, モウリーニョ
マンチェスター・ユナイテッドがアウェイの地でWBAに0-1で敗れた試合で、語られるべき5つのポイントとは。
マタは不運
WBAのリスタートをブロックしたマタの最初のイエローカードはおバカな行為。だが、2枚目のダレン・フレッチャーを蹴ってしまったシーンはより不運なファウルだった。イエローを早々に貰っていただけに、あのエリアでチャレンジすることを考えることすらすべきじゃなかったと皆が言うだろう。
しかしマタは守備の中で、途中でチャレンジをやめようとしていたのだ。ただ、素早さが足りなかった。不必要なレッドカードだったが、フランシス・コクランやジェームズ・ミルナーが今週貰ったレッドカードほど愚かな行為ではない。
レッドカードは死刑宣告じゃない
アーセナルでコクランが退場になった後、また、リヴァプールでミルナーが退場になった後、両チームとも試合でそれぞれ勝ち点1、3を得ている。それこそが10人になったからと言って、それが死刑宣告とは限らない証拠である。
マタの退場によってユナイテッドの守備組織は変更を余儀なくされたが、後半にはまだチャンスを作り出す機会もあった。だが、ほとんどセーブする必要すらなかったGKベン・フォスターを脅かしてやろうというプレーが生まれなかった。
ファン・ハールは生まれながらに用心深い
オランダ人監督はその交代カードの切り方で批判を受けるし、それに値する。お互いスコアレスの状態で、ファン・ハール監督はアンデル・エレーラを下げてモルガン・シュナイデルランを投入し、マイケル・キャリックとコンビを組ませた。
エレーラのプレーは彼のベストでは無かったが、少なくともエレーラは孤立していたアントニー・マルシャルをサポートすべく前へと行こうとしていた。その後、同点を目指す残り8分の段階で、ファン・ハールはマルアン・フェライニやジェームズ・ウェアがベンチに残っているのにマッテオ・ダルミアンに代えてティモシー・フォス・メンサーを投入したのである。
トップ4争いから脱落
ユナイテッドの今季リーグ戦8敗目によってウエストハムに抜かされて順位は6位へと交代。そして未消化試合を1つ残すリヴァプールとの勝点差もわずか3にまで肉迫。
リーグ戦は、ファン・ハール監督にとって来季のチャンピオンズリーグ出場権を獲得する最も可能性の残る大会であるが、ユナイテッドがトップ4に入ることを予想するのはもう難しくなった。
次のリーグ戦は3月20日に敵地エティハド・スタジアムでマンチェスター・シティとの試合である。ここで敗れればトップ4入りのチャンスはほぼほぼ消滅する。
監督交代の話が再び浮上
ジョゼ・モウリーニョに関する話題は9月以来となるユナイテッドの4連勝によって沈静化していたが、再び紙面を賑わすことだろう。
ファン・ハール監督はこれから重要な10日間を迎え、リヴァプールとのヨーロッパリーグ、FA杯の順々決勝ウエストハム戦、そしてマンチェスター・ダービーがやってくる。ここで来シーズンも彼が監督の椅子に座っているかどうかが決着するだろう。
0-0の時点でエレーラを下げてシュナイデルラン入れた時点で勝点1を狙いに行ったと思ったよね。しかも最後のカードがフォス・メンサーって。
モウリーニョ、ガナのムッシュあたりなら、DF削ってFWや攻撃的MFの数増やすんじゃないの?
ここで勝点3を取れなきゃ、0-1で敗れようとも0-2や0-3で敗れようともリーグ戦の順位において違いなんて無いに等しいんだし。
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Comment
試合後のスタンドで、じっと前を見たまま動かないファーガソンの表情を見てとても切ない気分になりました。
同じように10人で戦ったリバプールやアーセナルを見終わった今は、ただただ情けないなと。
ピッチの選手が走らない闘わないのなら、怒鳴り上げてでも引っ張ってくのは一体誰の役目なんだ?
そんなに週給は安いのかい?
腰でも悪いのか?
古い船を今動かせるのは古い水夫じゃないだろ?
古い海の怖さを知ってるから、新しい水夫を乗せて新しい船を漕ぎ出せないと言うのなら、とっととポルトガルの海でも眺めながら隠居してくれればいい。
って、誰かあのひとに言ってやってくんないかな
攻めに行かないサッカーは、やはり楽しめないですね。ユナイテッドというクラブが勝点1を狙いにいってはいけないと思います。ユナイテッドの伝統はどんな劣勢でも、攻撃にでることです。劣勢なときこそピッチ横にきて攻めろとチームを鼓舞するべきです。
古い考え方なのかなって思ったりした事もありましたけど、新しいひとの中にも熱い監督って結構いますよね。
他のクラブにそういった監督がいると、ユナイテッドに来たっていいんだぜ? って言いたくなります。
私は、トットナムにいた時のビラス-ボアスが解任されたのは、膝の上に毛布を掛けてベンチに座りっぱなし事件に端を発していると今でも信じている者のひとりです 笑
ここで勝点3を取れなきゃ、0-1で敗れようとも0-2や0-3で敗れようともリーグ戦の順位において違いなんて無いに等しいんだし。
↑この言葉に集約されれてると思いますね。
あの試合で、攻めに行って、勝ちにいって、5-0で負けても
文句いうサポはいなかったと思いますよ。
なんかホームでPSV戦とか、大事な試合で、監督がリスクを負わない。
攻め勝とうという熱い想いを感じないんですよね。
この想いが、何度も、夢の劇場を成立させてきたと(面白い試合を作ってきた)
思っていますから
未知数でも、クラブの哲学をしる、ギグスやスコールズやネビルや
そういった人に監督してほしいです
ミュンヘンのどん底から這い上がって来るとか、格上のリバプールに文句付けて下剋上するとか、ロスタイムに2点取ってCLのカップ掻っさらうとか、熱い想いがなきゃ出来ない相談ですよねぇ。
今時は、金と戦術でカップは買えるのかもしれませんが、それだけじゃあ人のこころを揺さぶる事は出来ないですよね。
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