今は耐え時
近年のマンチェスター・ユナイテッドの若手スター選手がそうだったように、メンフィス・デパイの一挙手一投足も紙面を賑わせている。
© Getty Images
洋服のセンス、英国で3番目のユニフォーム売上、オランダ代表でのロビン・ファン・ペルシーとの衝突など、デパイの名前がメディアに出てこない日は無い。
そういった話題で紙面を賑わすのは望むところでは無く、ユナイテッドのコーチ陣は立腹していると考えられており、ライアン・ギグスは21歳のプライベートについて叱ったしたと報じられている。
もちろん、これについて完全にメンフィスを非難することはできない。サッカー選手は世間で注目度が高く、あること無いことデパイが行うことは何でも書かれてしまう。
また、ピッチ上でのメンフィスのパフォーマンスに一貫性が無いのは事実だが、改めて言うがこれは驚くことではない。
人々は忘れているが、メンフィスはまだ極めて若く、毎週毎週高いレベルのプレーを披露できている彼の年齢の選手などほとんどいない。
残念なことに、ユナイテッドには経験豊富なアタッカーが欠如しており、毎週のように高いパフォーマンスを示すことをデパイは求められており、というかサポーター達に期待されている。
パフォーマンスが良かった頃の統計では、10試合で4ゴールを決めており、それほどガッカリするような数字ではない。
しかしながら、そうじゃない時期の貢献度には落胆させられる。誰も、守備面でかつてのデニス・アーウィン並の働きをすることを期待していないが、彼がチームの秩序に従わないことが懸念事項である。最近の負けたアーセナル戦では、エクトル・ベジェリンが(アーセナルから見て)右サイドで自由にプレーしており、アシュリー・ヤングはデパイの守備の怠慢によってやりにくさを感じていた。
これは若手選手にとって珍しいことではなく、デパイを指導することで確実に上達する。この点がキーポイントであり、選手は指導を必要としており、サポーターとクラブ内の人間の両方が今は彼に我慢しなければならない。
ファン・ハール監督にしてもそうだ。オランダ人監督はハードワークする選手への信義に厚く、特に若手への信義に厚い。そして、デパイはハードワークしており、守備だけじゃなく他の面での効果もハッキリしてくるだろう。
攻撃面での才能を未だに安定して発揮できていない事実は、他ならぬデパイ本人を傷つけていることだろう。しかし、選手に関する問題のほとんどは、だいたい常にその才能がチャンスをもたらしてくれるし、デパイもそうである。
9月のPSV戦でのゴールはサッカー選手として秀でた才能のしるしであり、両足の間でボールをコントロールした方法や2人のDFの間で舞ったプレーは、ユナイテッドが欲しがった生まれ持った創造性によるものである。
ファン・ハール監督は夏にワールドクラスが不足していると認めている。
我々はより良くならねばならないし、もっと創造性を使える。アシュリー・ヤングは昨季ファンタスティックなシーズンを過ごしたが、彼はネイマールではない。そして、我々はそういったワールドクラスを打ち負かさねばならないのだ。
デパイはワールドクラスに昇り詰める才能を持っており、ユナイテッドはその片鱗を感じており、おそらくそう感じる時間は今はまだほんの一瞬だけであるが、それは彼のせいではない。
ユナイテッドは破天荒キャラに耐性があり、いつも上手く対処している。彼のサポートをするのはユナイテッドの義務であり、忍耐強くいないといけない。何故ならば、メンフィスにはスターになる才能があるのだから。
<元記事:Why Manchester United fans must be patient with Memphis Depay@Metro>
年齢考えても2年ぐらいは様子見てあげないとね。
ここのところナニとかアンデルソンみたいに待った挙句期待ほど成長しなかった、みたいなケースが続いているから忍耐力が低下しているけど。
出来るなら、もうちょっと負担とかプレッシャーを軽くしてあげたいところ。
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Comment
機械の体を求めて旅に出そう…
999…
デパイに関して、本当に忍耐強く待つべきだと思うんですけど、
やっぱり練習量が大事だと思います。
ロナウドは死ぬほど練習するから、ファギーもいつも気にいってましたよね。
お金は入ると思うんだけど、そこで遊び過ぎないで他人より練習するか、しないか、
そこが鍵だと思いますね。
なんというか、疲れた時?の腕を大きくダランとしながら走ったりするのはやめて欲しいですね、個人的に。
やる気がない様に見えるので。
しかし、期待してるから頑張って!
ユーロないしユナイテッドに集中や!
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