ユナイテッドレジェンズ 4-2 バイエルンオールスターズ

6月14日にオールド・トラッフォードで行なわれたマンチェスター・ユナイテッド・レジェンズ対バイエルン・ミュンヘン・オールスターズによるチャリティマッチは、ユナイテッ・レジェンズが4-2で勝利！

昨年アリアンツ・アレーナで行なわれた第1戦に続き、今回はユナイテッドのホームでの第2戦。スタジアムに集まった5万128人ものサポーターは、往年の名選手による白熱した一戦を90分間にわたって堪能。試合は、2試合合計7-5でユナイテッドが勝利。

2015年6月14日　チャリティマッチ＠オールド・トラッフォード

ユナイテッド・レジェンズ 4
サハ（9分）、ヨーク（39分）、コール（45分）、ブロムクヴィスト（83分）

バイエルン・ミュンヘン・オールスターズ 2
ツィックラー（16分）、タルナト（42分）

2試合合計：7-5

先発出場したルイ・サハ、ドワイト・ヨーク、アンディ・コールが前半終了までにゴールを決め、3-2で折り返すなど、前半からエキサイティングな試合展開。

まず先制したのはユナイテッドで、サハがゴール前でバウンドしたボールを蹴り込むと、ヨークにも直後にチャンスが訪れるが、ワイドに外れて追加点とはいかず。

すると、珍しくポール・スコールズが軽率なバックパスを出してしまい、GKエドウィン・ファン・デル・サールのカバーが間に合わず、アレクサンダー・ツィックラーに押し込まれて試合は同点に。

その後バイエルンの守備でもミスが見られ、マルク・ファン・ボメルがヘディングによるクリアーミスを犯したところにヨークが詰めたが、GKハンス＝イェルク・ブットが足でセーブ。

その後は両チームともにシュートを外す展開が続き、スコールズが代名詞とも言える弾丸シュートでブットに襲いかかるが、ゴールネットは揺らせない。

すると39分、右サイドを上がったクィントン・フォーチュンがファーサイドにクロスを供給。パク・チソンが頭で合わせたシュートはゴールライン付近でブロックされたものの、こぼれ球をヨークが蹴り込んでユナイテッドが勝ち越しに成功。なお、このゴールがパクチーのものかのか、ヨークのゴールなのかが物議をかもした模様。

しかし、その3分後にはミヒャエル・タルナトのFKがディフレクトしながらもゴールマウスをこじ開け2-2。

それから3分後、パクのシンプルなパスからコールがゴールを決めて3-2。ブットも見事な反応を見せ、右腕1本で弾き返そうとしたが、わずかに間に合わずユナイテッドが勝ち越し。

後半に入りアレクサンダー・ツィックラーがフリーの状態でヘディングをミスし、フィル・ネヴィルのシュートもブットに阻まれるなど、後半はゴールシーンが見られない展開になったものの、それでもファンはこの試合を楽しんだ。

そんな中、試合を決定づけたのはユナイテッド・レジェンズで、右サイドにスペースを見つけたカレル・ポボルスキーが上げたクロスに、イェスパー・ブロムクヴィストが反応し、4-2とリードを広げて勝負あり。試合終了のホイッスルがピッチ上で鳴り響くと、詰めかけたファンが選手たちを称える拍手喝采でフィニッシュ。

ユナイテッド：

ファン・デル・猿（61分にファン・デル・ホウと交代）
Pネヴィル（77分にマーティンと交代）、ヨンセン（40分にダブリンと交代）、スタム、シルヴェストル（40分にアーウィンと交代）
パク（46分にポボルスキーと交代）、スコールズ(77分にソーンリーと交代)、フォーチュン（77分にブラックモアと交代）
ヨーク（77分にベアーズモアと交代）、サハ（17分にブロムクヴィストと交代）、コール（67分にリッチーと交代）

© MANCHESTER UNITED

バイエルン：

ブット
ジョルジーニョ（69分にステアンコプフと交代）、ファン・ブイテン、一個小鉢（46分にビテチェクと交代）、プフリュグラー（クロイツァーと交代）
ファン・ボメル（46分にガウディーノと交代）、ブライトナー（20分にタルナト、61分にルンメニゲと交代）、二個小鉢（46分にシュップ、78分にブライトナーと交代）、パウロ・セルジオ；ツィックラー、マカーイ（69分にツィマーマンと交代）

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