ミッティラン戦の試合後談話

マンチェスター・ユナイテッドのファン・ハール監督は、敵地で行なわれたFCミッティラン戦に2-1で敗れた試合後の会見で、敗戦の内容についてコメント。

© MANCHESTER UNITED

負傷者について

まるでマーフィーの法則だ。13選手が離脱している状況なら、試合開始前に選手を登録リストに追加できる。それにしても、これだけ多くの選手がケガをしている状況に対応するのは難しいということだ。

デ・ヘアの負傷について

ウォームアップ中に起こった。明日の検査結果を待たないといけない。それから報告できることもあるかもしれないが、とても驚いた。

試合内容について

開始から10～15分が経過した時点で試合をコントロールしていたのは我々だった。それからゴールを決めたが、失点もしてしまった。前半終了1分前の失点は厳しい。後半ミッティランはすべてのボールを勝ち取った。試合前から今回の鍵になると言っていた部分なので、残念だ。それで相手に2点目を決められた。後半の失点の仕方を考えると、余計な失点だったと私は思う。しかしながら、我々にもチャンスはあった。

何故チームの選手がセカンドボールを勝ち取れなかったのか、ポゼッションをキープできなかったのか説明できない。あまりにも不要なボールロストが多過ぎた。ミッティランにセカンドボールを奪われれば、彼らがゴールを決める可能性も生まれる。ただ、我々にも点を取るチャンスはあった。リンガードは2点取れていたかもしれない。そして、我々は勝負を決められていたかもしれない。

選手の姿勢について

問題は選手の姿勢ではない。選手全員が素晴らしいパフォーマンスを見せたがっていた。今日のケースでは、彼らの姿勢に何の問題もない。私の分析では、セカンドボールの競り合いで勝てなかったことが敗因だ。

遠征したファンについて

我々が失望しているように、彼らにとっても落胆させられる結果だ。チームをサポートしてくれて感謝している。勝ちたかった。この状況になった今、我々が次のラウンドに進出するにはオールド・トラッフォードで勝たないといけない。簡単ではないが、やらなければいけない。

オヌアチュ対策の難しさについて

彼には苦労させられた。オールド・トラッフォードでの試合でも彼が出場するかもしれないので、対応しないといけない。（マルティン）プシッチよりも彼に苦労させられた。

＜元記事：監督がミッティラン戦を総括＠マンチェスター・ユナイテッド公式サイト＞

ファン・ハール監督の分析は雰囲気が良いときに聞くと凄くポジティブに聞こえて、向かってる方向は正しいんだ！と思わせてくれるけど、悪い方向に向かってる今聞くと、責任を認めず自己弁護しているように聞こえてしまう。今までもこうやって状態が悪くなると坂道を転がり落ちるように悪化していったんだろうなと思う。

態度が終始一貫しているってのも良し悪しなんだなー。監督も色々と改めないとここから上向かせるのは無理じゃないか？今までの彼の監督キャリアを鑑みても。

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